20110712

つぶろっく in 長久手

東演がだいぶ偏屈なのは知ってるかたも多いとおもうので隠してもしょうがないから言いますが、私フェス好きじゃないです。
フェスを名乗るイベントには全く心をひらきません。
あんまり言うとただのあげあしとりになるので、なるべくフェスとやらには近づかないようにしています。
そんな東演がなにをもってしても今年こそ行きたかったのは、つぶろっくです。
鶴舞公園でやってたとか、ハポンでやってたとか、鶴ロックだったとか、はなしききますけど、やっと自分の目で確かめられた!つぶろっくよ!


つぶろっくはスティーブジャクソンのモモジさんがやってるイベントで。スタッフはすべてボランティアで。今回は市民ホールみたいなとこで開催された。
オールシッティング、ライトは一色、緞帳があがって開演、黒い幕があるだけの板張りのステージはとても広い。
学芸会みたいな絵面でした。
けっして「ろっく」にはいい会場じゃなかったと思う。音響だってたいへんだし、雰囲気も無機質だと思うし。でもモモジさんがあそこを選んでる理由は、色々想像できる。
たぶん、意外性と必然性のバランスなのだ。
あの会場じゃだめだという出演者は一組もいなかった。
むしろあの場に立ってるおかしみみたいなものと凄みを併せ持ってるひとばかりだった。


やっぱり羨ましいなと思う。
モモジさんのイベントはいつもうらやましい。でも悔しくはない。
今回のつぶろっくのめんつは、これでもかと
名古屋で私がみたいと思う人があらかた出てるような、全く遠慮なしのブッキング。
サマソニとかロッキンオンとか、応募して出たいみたいなのみんなやってるけど、
その前につぶろっくに出たいと思わないか。
むしろ、あなたたちつぶろっくに出られるのかと言いたい。
もちろん、いちライブハウスのブッキングのひとの個人的なイベントで、出演しても有名にはならないだろう。
でも出演者とモモジさんの間にはそれがどんなかたちであれ篤い信頼があって、お客さんからは篤い愛情となにより音楽的評価を受けている。
そういうの、私はよそものだから、だいたいわかる。


音楽を続けていて、どこへ行きたいのかは、人それぞれ。でも、私が圧倒的に支持したいのは、あのつぶろっくのような場所。円盤ジャンボリーなんかもそうじゃないかな。出たくても出られない。そこには偏りがあったとしたって。選ばれて愛される音楽になることは、とっても難しいよ。


出演者のライブのことは、いっぱい書きたくなるので、やめた!!
ホライズン山下宅配便は、いつも通りにいつもと違う、良いライブをしてくれました!
なんだったんだ、あの公文式は!!
ホライズンはほんとにかっこいいです。
紙コップスまっち率いる期待ダンサーズ、いかれてた。すばらしー