20190731

「音楽」を待つ

岩井澤さんの映画「音楽」のクラウドファンディングに微力ながら参加させていただき、特典が届きました。

ちなみにここ数日のブログに書いてる出来事はけっこうタイムラグのあるコトなので、届いたのも一ヶ月前くらいのことなんですが。

DVDすごく良かったです。本編どーなるのかなあ!って楽しみになりました。
楽しみになった、とか単純だけど、一番伝わってきてるってことだと思うので、特典スゴイなあと思います。
それにこういった気持ちになることを送っていただけるのって、とてもすてきだなあと純粋に思いました。
一体何年越しなのか、
その間にもほぼ忘れながらも時々思い出しながら待っていた方が大勢いることとか、
ほぼ忘れていた者には想像の及ばぬ制作現場のロマンとか、
クラウドファンディングからのなんか色々あるんでしょううねりなどに、
かなり漠然とだいぶ無責任に想いを馳せることが、結構きぶんよいなと感じてます

前売りチケットを持っている方にどこかでばったり会ったら必ず買えるよう現金を持ち歩きたい。私は大橋先生にその辺で会える想定でいますが。どうかな。




20190729

名作

職場のぼろぼろの本を捨てるってことで仕分けをしていたところ、
「こんとあき」という絵本に出会った。
おばあちゃんが作ってくれたきつねのぬいぐるみのこんと、もちぬしのあきちゃんが
こんの修繕を頼みにおばあちゃんのところへはるばる行くというトイストーリーなんだけど
なかなかこれがクレイジーでこころわしづかみにされてしまった。


こんは、何が起きてもだいじょうぶだいじょうぶ。と言う。
駅弁を買うのにホームに降りて並ぶとか
発車ギリギリで乗り込んだドアにしっぽはさまれたりとか
しっぽはさまれて動けないからその場でお弁当食べたりとか
もうなんか、ちょっと頼りないマイペースな叔父さん、みたいな立ち位置で
「だいじょうぶまだお弁当あったかいから」とかいいながらしっぽはぺしゃんこになってたり。
「きっぷを持ってないわけじゃないんです」と車掌さんに言い訳したり。
砂丘で犬に咥えて持ち去られて砂に埋められたり。
こんの、あきの保護者のようなふるまいと、同時にぬいぐるみの虚弱さ、それがすごいバランスで心を揺さぶってくる…

しかも作者は林明子さんで、優しくふんわりしつつリアルなあの絵で淡々と綴られているものだから、よりパンチが効いてきてゾクゾクしてしまう。
もともとほつれたところを直してもらうために旅に出たわけで、さらにボディにガンガンダメージ受けてるこんの行く末に不安が煽られてしまう。
それでもひたむきにだいじょうぶというこん…
最後はおばあちゃんがすべて解決してくれるから安心してほしいんだけど。

これは大名作だな…と、ボロボロでらくがきだらけの本を捨てずに持ち帰りました。

こんの型紙つきです。
 








20190728

外にいる

昨夜の地震は怖かった。
眠りが浅かったところに揺れで目が覚めて、
まさか、と思った。

地震はいつでも怖いし、最近は毎回まさか、と思うけど。
つけっぱなしのラジオの生放送でスタジオが揺れていますと伝えてた。

昼間、仕事して
午後は、ぼけーっとして
フジロックの中継も今年はまったく観ず
(去年は少し観たのです)
長い梅雨のおかげで7月中はなんとかなっちゃったけど
暑い8月が来るんだなあと思うと
げんなりするのは、こどもたちが遊べないからだ。
お昼に出かけられないのは、大人も子どももつらいけれど
出かけるのも、キッツイ…
夏らしいことさえ、できないことも多い。

最近こどもといると、席を譲られたり声をかけられたりすることが増えた。
今年になってから急激に多くなった。
席はありがたく譲っていただくが、両隣に迷惑がかかる状況だと座らせるのもためらわれる。
声をかけてくる人は「大丈夫ですか」ときいてくる。
そりゃあ道にへたりこんだり寝転がったりしてる子を見たら「大丈夫ですか」ときいてしまうだろう。
でも、昨年まではほとんど声なんてかけられなかったのだ。
それまでも、私たちは道の上で葛藤していたのに。
なぜか今年になって何度も声をかけられる。

その時は、大丈夫です、ご心配かけます、というほかない。

「救急車呼びますか」と続くこともある。
うーん、この状況で必要ならもう呼んでるよ、と思う。
ちなみに、救急車呼びますかときかれても、手伝いますかときかれることはほぼない。

手伝いますかと言っていただいてもありがとうでも大丈夫というほかないんだけど。
手伝ってもらえばいいじゃんと思うかもしれないけど、
目的は運ぶことではなくこども本人が歩くことだし、
実は声をかけられることでこどもがイライラすることもある。

警察が来ることもあって、ちょっと嫌な言い方をされたスタッフさんもいた。
警察にも障がいに理解ある人とない人がいるのは知っている。
地域にこういう子がいるのでご理解ご協力いただきたいと多分私が伝えなければいけないんだろう。そのときそれどころじゃなくても。

ほっといてくれというつもりはない。
助けてもらえたらと思うことも多い。
無関心でない、ことは、社会的には理想的な状態なはずなのに、
このままだと、外を歩いたりバスに乗ったりすることを遠慮しなければいけなくなるかもしれないと思ってしまう。
たんに心配していただくだけでなく、通報されて警察が来て
虐待だとか非常識だとかかわいそうだとか危ないとかの意見が出たら何も言えなくなるだろう。
車に乗せてドアツードアなら解決する問題。
社会から見ればそれで解決だろうから。









20190727

ウサピーとピヨピー

しばらく書いていませんでしたが、書こうかなあと思います。
また続かないかもしれないけど。

最近は次から次に身体のどこかしらが不調で、これが老いるということかと実感しています。
不摂生な生活は続かないってことね。

ともかく、「トイストーリー4」を観ましたよ。
ファミリーで満席の中、高校生とか中学生の男の子のグループとかもいて、大人のお一人様もいて、それだけでもう「ああいい映画だった」って感想出そうになるよね。

あのラストで私の気持ちは、世界中の大人の懸念が消えた安堵!でした。
逆の結末じゃなくてよかった、救われた〜
って世界中の大人が思ったと信じたけど。
信じましたけど?

今回は、4は、と語れるような熱心さはないので
あとは心で反芻しますが。
やすむひまなく楽しかった。

ウッディと唐沢さんの顔が似てるっていうのは自分の脳が寄せてるだけなのか、
世間でも言われていることなのか。
私はいろいろなんでも、何も知らない。