20100929

アナホールクラブバンド



九龍ジョーさんがアップしてくれました
去年の東演。
ばんせ声がらがら。

アナホールクラブバンド「階段の登り方」

今かーい!と思うけど、アナホール、このメンバーになって一年やってきたんですねー。
と、しみじみ。
しばらくライブないようだけど、音源作ってらっしゃるようなので
期待して
出来あがったあかつきには、しみじみしてみてください。

20100928

東京の演奏について

何回も言ってるのかもしれないけど
東京の演奏はイベントの名前ではないという考えでずっといました。
もともと 東京の演奏という言葉は 私にとっての東京の音楽、東京で観るライブのことで
東京の代表とかそうゆう意味ではなかった。
あのー私は田舎者なので、東京で数々の素晴らしいライブを観れることが嬉しくて
東京にしかない場所で、東京という街を背景に奏でられる数々の小さな音楽がとても貴く感じられ、
それに今じぶんが東京にて出逢えるていることが貴く感じられ、
ささやかな気分でつけたタイトルでした。


高城くんが東演さんという言い方を始めてから、私=とーえん(だいたいが威圧的なあいさつなどに使われるが)と呼ばれたりもするのだが(だいたいそれはcero関係にしか言われないが)
なんというか
カジメラの企画をやってみて、改めて
とーえんはやっぱりイベントとかブログとかじゃなくてもっと概念的なものなんだなと思う。
東京の演奏なんて偉そうな名前だとか思われてるのかもしれないし、そんなん聞いたことも無いひとがほとんどだし、
名前変えてもいいとはいつも思うし。
私はずっと東京の演奏は自分からみた別の世界、音楽をしているひとたちのことだという意識があったかもしれない。
でも東京の演奏はあくまで私の思考の中にある。
残念なことに実体なんてない。
ただ私が「考えてきたこと」なだけだ。


ただ、それでも、実体がなくても、私が「考えてきたこと」で、動かなかったはずのものが動いていることがある。それが何なのか言えるわけではなくて、何の足しになってるのかも提示できるわけではないんだけど、少なくとも私の人生は動いてると言える。
結局お前のことかよっていう話だけど
私は音楽でこれだけ楽しめるんだっていうことだ。
音楽に関わるだけでこんなに人生を変えられたなら楽しめたなら充分な体現であり提示じゃないかということだ。
私は東京の演奏という言葉を使ってから、誰よりもって言えるくらいに感動や感謝を味わっている。
苦しいことも悔しいこともちゃんと。
こないだのカジメラでは、自分が演奏をしたことどうのよりも、「音楽に関わってきたこと」を感じた。
「東京の演奏」はきっとそういうものなんだと思った。
私は素晴らしい東京の演奏を知っているし、それをしている人たちは面白いということも知っている。
みんなが生きながら音楽をしていることも知っている。
そういうものから生まれた感覚のすべてが東京の演奏で、それでいいんだと思う。


私に関わることはその程度のことだと言いたい。
私はみんなを有名にすることはできないし、得を与えることはできない。影響力なんかこれっぽっちもない。
ずっとそのことをコンプレックスに思っていたけど、できないものはできないと今は言える。
もちろんみんなが売れたらいいと思うんだけど、それと東演は別のはなしなんだ。
その別のはなしっていうのは、「売れる」とかよりも私にとってはもっと大きいことで、それを掴めるのかはわからないけど。
私だって報われたいとは思うけど、それが前提ではない。


こうゆうの、ここに書く必要があったのかわからないことだ。
私はすぐに忘れてしまうし、やめたくなることも何度もあった。
忘れないように書いとこう。
いつだってもうやめたいよ。
でもこう考えるととーえんなんてあってないようなものだからやめるもやめないもないし。
「あってないようなもの」ってなんて自由なんだろうー
とーえんはおばけみたいなものだね。
おばけがみえるかみえないかはその人次第だ。

20100926

カジメラ VS CAMP

カジメラVS CAMP、みなさん見守ってくださってありがとうございました。
おこがましいことをこれから色々書きますが、あたしたちいいイベントやってしまった!!


ここに自分たちのバンドのことを書くのはちょっと違うかもしれないと思ったけど、大事なことだから記しておきたい。
私は自分が音楽をやることも、違うんじゃないかとずっと思っていたし。
(もちろん音楽なんてあのドラムで言っていいのか...)


カジメラは初めてのライブをやっとついにやることができた。
その経緯というのは、私たちにとってはかなり間抜けでドラマチックな物語があると思っているんだけどそれはここではいいや。
個人的には人生で感じたことの無い種類の緊張を体験した。
前日はうなされ、ライブやりたくなかったし
けどみんなが集まってくれて、やるしかなくて、
はっきりいってやけくそでやりました。


リハしてるときにCAMPのまなべくん(VIDEOTAPEMUSIC)が来て、それがなんだか当然過ぎた。
いつもディスりあっているまなべいさお。
でもそれは実はすごいことなんだ。
ねきちゃん(temple book)がいることも
ミニースターダスト(a.k.aゆきんこ/ファンタスタス)がいることも
CAMPというバンドと私たちがたいばんしてもらえることは本当に特別なことだったんだ。


ひとつはCAMPが復活したこと。
もうひとりのメンバーのげんちゃんがお休みだったのは残念だったけど、そのかわりにミニーというスペシャルサポートが参加した。
CAMPはカジメラにとって、橋をかける存在だった。
ねきちゃんとまなべくんは多くのものを繋ぐふたりに思える。
そしてふたりの関係性で生まれる音楽。
それをみんなにみてもらいたかった。
この日のためにふたりがCAMPを復活させてくれたこと、思わぬミニーの参加、
光栄過ぎる。

だから、もうひとつは、このひとたちに出逢えたこと。
この素晴らしい人たちと知り合えていることそのものが私たちにとって特別なことだ。


それは、その日集まってくれたお客さんもそう。
ほんとにみんな来てくれたんだよね。
友達たち、ミュージシャンたち、私たちが敬愛する人々が集まってくれて、
緊張を共有してくれ(笑)
そしてみんなが真剣に私たちを観てくれたことに、本当にびっくりした。
何かを感じてくれて、それを伝えてくれた。
くまちゃんと私が一緒にやってることを汲んでくれたり意味をみつけてくれたり
というか
なんというのか
ほんとに私たちは恵まれてるなと思った。
良いイベントが出来たのは、普段から私たちと一緒にいてくれて、私たちを理解してくれるみんなが来てくれたからだ。
んで、そんなみんなを呼べたことをカジメラは誇りに思ったのです。


んでんで、かのMC.sirafuに演奏もさせず受付をやらせるカジメラはちょーしに乗ってるとしか思えないんだが
あそこにシラフがいたことは今の我々の象徴だった
こんな言い方していいのかわからないんだけど、
カジメラがってんじゃなくて、あの集まりとして、
あの日はどのイベントよりも「東京の演奏」が凝縮されてた気がしてしまった。
私は初心に還った気がする。
だからほんとはね、あの人やあの人にも観てもらいたかった。
我々はあのちいさいスタジオから、もっともっと大きく外へ目を向けているから。
シラフが勝手に配っていたmantaschoolの音源は
憎たらしいくらい素敵だった。


ベースをやってくれた竹田くんは、高城くんが推薦してくれた。
たけちゃんも、私たちと同じで普段はリスナーという立場で音楽と接してるひとだ。
よくなんもわからない私たちにつきあってやってくれたなと思う。
いいフレーズをいっぱい弾いてくれた。


あとでどうだった?って訊かれて
カジメラはよくわかんないけどイベントが良かったとひとに言ってしまう。
いいイベントだったのは間違いないんだ。
みんなのおかげ。
伝わるように書けてるか、
ちょーしに乗ったことばっか言ってしまったか
わからないんだけど
カジメラは次のなんかを考えてます。
カジメラだからやれることを
地味にいいことやってけたらなと思っています。


みんなありがとう。
どうもありがとう。

20100915

夏のおもいで




2010年の夏は思った通りのとんでもない夏だった。
いままでにない、と書いたとおり。


たくさんのライブ観て たくさんのメールをして たくさんの会話をして 
飲んだり食べたり して スタジオに入ったり 自転車にのったり 音楽を聴いたり
悩んだり 怒ったり 泣いたり 笑ったり ディスったり 出逢ったり して
夏は過ぎた。
ちゃんと夏は過ぎたと思えたのは初めてのことかもしれない。


とにかく楽しかったけど、基本真剣だったよ。
ほんきで楽しもうってことばかり考えてた気がするし
今いるところ、そのことをいつでも真剣に考えてるよ。
俺は。


そのことをひとつひとつ記そうと思ったけど
なんだか今更とうてい無理なので
でも全てがこれからのことに繋がって行くのは間違いないので
私たちがどうゆうふうに繋がっていくのかを
うん、
別に見てくれるひとなんかいないのかもしれないけど
起こってることは今だけの偶然ではないことを覚えておいてもらえたら。
などと、思う。

















したのほうはもう秋の写真。夏はあんまり撮ってなかった。
でもこの夏どんなひとたちと過ごして今どんな感じなのかなんとなくわかるね。
これから思慮深い季節になる。
だったら尚更私たちは面白くなれるはずだー

20100914

東京の演奏MAX、開催!

12月2日 木曜 @下北沢440


出演

小鳥美術館(from名古屋)

ザ・なつやすみバンド

片想い





2010年最初で最後の東京の演奏やりますー

何かを知ってることは大切なことだ。
ただ、知ることそのものはなんの目的でもない。
それで何処へ行けるか
だと思う。
一緒にどこかへ行ってくれるみなさんへ。
すばらしい出逢いを


 

詳細後日ー

20100911

季刊おりんぽし2010晩夏号終了(ありがとう)


【photo by kumachan】




季刊おりんぽし晩夏号ご来場ありがとうございました~!
毎回毎回、ほんとにありがとうございます。なんつうか、数ある東京の夜の可能性のなかから我々のイベントを選び足を運んでくださるみなさんには感謝しきれない。


そして、今回はピアノを使いたくて、初めて貸していただいたおんがくのじかん
気になる場所ですよね。
私としては、尾林くんの鳴りをいままでで一番良く発してくれるPAであったと感じたんですよね。
なにより初めての場所で安心して出来たのは菊池さんの人柄のおかげだと思いました。
菊池さん、難波田さん ほんとにありがとうございました。



楽しんでいただけたでしょうか


とかいって
みなさん楽しんでくれていたんだよね
ほんとに


私は正直、これでいいのか?という戸惑いがあったのです。
それはなんというか
いままでみたことない季刊おりんぽしだったから。



今回は伴瀬をオープニングアクトにするというわざとらしいことをさせてもらった。
野田さんが伴瀬さんの曲をうたい(「ワンフレーム」、ばんせありがとうございます)
野田さんの曲を伴瀬さんと尾林くんで伴奏し(「ふと想う」伴瀬ピアノ、尾林鍵ハとタンバリン。ヨカッタ…!)
伴瀬と尾林でチャゲアスをピアノ連弾でやり(もちろん「big tree」)
最後はみんなで勇者を、カラオケ(もちろん尾林トラック)で、ということをした。


とりあえず「みんなでなんかしなさいせっかくだから」という課題だけ放り投げて、あとは三人にまかせきりだったので、
出来上がったものに戸惑うのもあたりまえで
結局自分がほっぽっといてよかったのかってうしろめたさなんだけど


伴瀬と野田さんという素晴らしいミュージシャン二人をゲストによんでおきながら、こんなんでよかったのか、という思いがあった。
けどね
伴瀬と野田さんだったから出来たんだと
野田さんが「内輪みたいだけどだからこそみせられるものがある」とブログに書いてくれてた
そのことばはとても心強く、フタあけてみれば奇跡的サークルが出来上がっていた。


伴瀬と野田さんをおりんぽしに巻き込んだなあと思ってしまったんだけど、
それがおりんぽしであり、その状態はむしろふたりが作ってくれたんだなと。
特にばんせは多大なる愛情と実力で私のむちゃぶりをこなしてくれた。その前にアナフレッドもあったのにね。思ってたよりやらせてしまったなと思うのに、ばんせはやってくれたのです。
あ、ばんせ、細川たかしもやってくれたね。


野田さんは新曲を披露してくれました。
それはやっぱり私が好きな野田薫の世界のそのままだった。
とても近くにあってそしてとても広い、どこまでも広い世界だな。
野田さんの限りないこころが顕れた音楽を私たちは愛しているので
その気持ちがあればどこだって遠くはない。



で、
もうみんな知ってると思うけど
おりんぽしで私やりたいことってそれなんだなと
尾林くんがやりたいことを好きなだけやれること
尾林くんがやりたいことをやったらそんなに面白いことないはずだということ
なんだか今回はお客さんにそれを思い出させられたな、私は。
飛躍するおりんぽしに、私がついていってなかった・・・!


尾林くん体操服着てたしラップやったりチャゲアスやったりカラオケやったりしたせいか、
初めてみたひとに、今日はいつもとちょっと違う感じなんでしょ、みたいなことを言われたのですが
おりんぽしは尾林くんの過程を綴る記録のようなものにいつしかなってて
今日の尾林くんがいつもの尾林くんと違うのは当たり前で、
でもあの尾林くんのステージが特別かといえばあれも尾林くんの表現の全てでありむしろあれが尾林くんであり、
なんとも答えづらかった。


ただ見続けてくれてる人にはわかると思う。
「追う楽しみがあるイベント」といってくれたひともいた。
いつもよいものを、と思えばそれがいいことかどうかわからないけど、
でもこれが季刊おりんぽしなんですよ。
続けるうえでどうしたらいいかわからないこともあったし、今も悩む。


それでも尾林くんが応えてくれてるからやっていけるなあ。
そしてそれを見続けてくれるひとたちがいるから。
ほんとのお楽しみはこれからだという希望と野望と
あとこっからどこいくんだという未知っぷり
わけわからんので期待しよう



次回も是非来てください。
またみんなで遊んでほしい。
尾林くんの広い運動場で、私たちまた遊びましょう。

20100907

9/7本日季刊おりんぽし

風は秋の気配ですがなんかまだ暑いですね!

本日、三鷹おんがくのじかんにて。
19時開場、20時開演です。
尾林星、野田薫、伴瀬朝彦でお届け!


予約してくださったみなさん、ありがとうございます。

ひとりでも多くの方にみていただきたいので、予約してないけど今日いけるわー、という方
いらっしゃれば是非お立ち寄りください!
私か出演者に「いくよー」と一報いただけるとたすかります


おんがくのじかんは、三鷹駅南口を出て前方のエスカレーターを降りてひたすら直進。
左にらーめん大があります。そのとなりには洒落た靴屋さんがあるんですが
その、通りはさんで向かいのビル。
地下一階です。
駅から5分ちょっとくらいでしょうか。


ちなみにおんがくのじかん二回おじゃまして二回大食べちゃったのね


ついったーで怪情報も流れてますがどこまでほんとなんだかわかりません。
何にしても、今日はスペシャルです。
いつだってスペシャルを皆様へ、それが季刊おりんぽしだ!