20130822

日々に想う、野田薫。


東京の演奏2013によせて、
野田さんのこと


もうここでずいぶん言いすぎている、野田薫さんのことを改めて書くとなると、やはり最近の彼女に思うこと。

「あの日のうた」はこれからもっとたくさんの人にきいてほしいしもちろん私自身も日頃聴くけれど、今もう野田さんは次に行く途中の道を歩いててたぶん今、道中なんだと思う、
「もうすでに次にいる」というよりは。
私が勝手にそう思っているだけで、実際は彼女は新しい曲をたくさん作っている。
そのどれも、野田ちゃんの一本気が溢れている。

ライブで新しい曲が出るたびに、ああこの人はほんとに良い曲を作れるんだなとかみしめる。
それは才能なんだけど、才能だと伝わりにくいように思う。
野田ちゃんがまだ「次へ行く道中」だと私が感じるのはたぶんそのへん。

どこにいくのかはわかりません。うたのいく先はそれぞれの作り手、歌い手が決めること。
ネクストステージがどこなのか、それは野田ちゃんが決めること。
決めたそこへ行ってほしいと願っています。

人をとても大事にする野田ちゃんなので、なら自分のこともさらに大事に、やりたいことを好きなようにやってもらいたいなと思っています。

そんなことで、
バンドでやってもらえませんか〜、、、?というべきところを、
バンドやろうぜ!とお誘いしました。
あだちゃん、ゆっきー、伴瀬という私も日頃信頼する音楽のひと三人を選んだ(このメンバーがいることだけでも既に主催として私は嬉しい)野田ちゃんが、じゃあ4人でどんなバンドサウンドを、
私の好きなあのうたを、
どんなふうにするのか楽しみで仕方なくて、
東演の楽しみだけでやってるだろって言われたらそうなんだけど、

最も期待することは最も大切なこと。期待するいくつかのことが裏切られるならそれも面白いし、一番期待することが叶うならそれだけでいい。
というように野田薫に期待という重圧をかけていますが、それは友だちとハンバーグを食べるってな感じの、清々しい期待です。


20130813

Hara Kazutoshiのある暮らし。




東京の演奏2013によせて、
ハラさんのこと



先日受付と物販をやらせていただいた時のこと、ハラさんのCDを購入してくれた友達に「私の昨年の心のベストテン第一位のアルバムです」と言って、言ってから自分でジワジワきている「楽しい暮らし」。
昨年はホライズンの「りぼん」も出てるし、そもそも「楽しい暮らし」はもっとまえに出たアルバムだけれど、心にそっとしまっておきたいベストワン。私は2012年の季節毎をこのアルバムとともに過ごし、しずかに元気をもらっていました。

そのことを特にブログやTwitterに書いてはいないし、自分自身でも気づいたらそうだな、という感じでした。

なので、いま東京の演奏に出てもらいたいのは誰かというときに、考えるより想うのがハラさんだったのも当然なのかもしれない。

一聴すればふんわりした感じを受けるのに、「楽しい暮らし」はそこはかとなく壮絶だなと思います。
お伽話ではないけど意外とそんなリアルでもない、だけど確実に信頼できるストーリーと
耳馴染み良いくせに真似して歌うと難しいメロディ
いろんな絵を重ねて最後に一色で塗りつぶした時に生まれたかのような深み。

「晴れることのない私の影」の悲しみがあることははっきりわかるのに、何かしてもらおうとはしていない、独立した頼もしい影だけ見える。
だからこそ自分が独りの時に、この世界に行けば何にも頼ることなくただ木漏れ日とか見て、まぶしいなとかきれいだなと思うような、そんな気持ちになれた。

私が2012年に聴いた「楽しい暮らし」は、言葉だけではなく、そういう音が鳴っていた。ように思う。ぜんぶ今となれば、気づくことだけど。

私はハラカズトシさんの音楽をとてもストイックだと思っている。
イージーなリスナーにはわかりっこないストイックな世界が展開されているのだと思い込んでいる。
本当のところはよく知らないし、知れる時も来ないだろう。ハラさんが出す問題は難しいもの。
ただなんとなく、リスナーとして音楽を聴く時に自分がだいじにしたかったり欲しいと思う感覚が、ハラさんの曲の中に溢れているような、そんな予感だけしながら聴いている。
何回目でもそのくりかえしをしながらです。

「楽しい暮らし」の次に、ハラさんがどんなふうにHara Kazutoshiを綴るのか、ほんとに気になっています。
つまり次のアルバムがほんとに楽しみ。





似顔絵

初めて、大橋裕之さんに似顔絵を描いていただきました。
大橋くんの似顔絵描き、描いてもらうってことがこんなに嬉しいものだったとは、
というくらい嬉しかったです。
まずあの絵を描いてるとこをすぐ近くで見られるのと、
どんどん湧いてくる線を追うのだけで楽しいことと、
見てたらいつのまにか出来上がってることと、
しかも出来たのが自分の似顔絵って、すごく嬉しい。
筆跡を追い続ける瞬間瞬間が音楽の一音一音をきくことと似ていて、なんか知らずにアドレナリン出るっていうか、しあわせって感じだった。
嬉しかったです。




20130804

いなかたおもいはHAPPLEでもつづく

昨日の夜は永遠さきっと。
今夜は君と一緒さずっと。
あの曲は今日のような日のうたなのかなと思います。


『ドラマは続く』レコ発のHAPPLEと、
『片想インダハウス』発売前の片想いと、ハポンで再会の巻。

ハポンで観る片想いはだいぶ片想いらしい感じがして、楽しみやすい。
ぎゅうぎゅうでごちゃごちゃしてるあの感じがすごく楽しい。

最近、私のスタッフ目線のあらゆる感想というものを指摘されましたが、それでもハポンでのライブは楽しむことに徹せられる気がする。
 
HAPPLEは緊張もあってか、MCでは土岐くんがいなかやろうの時に戻っていました。
なかなか新鮮なものがありました。なかだくんもきてたしな。
HAPPLEもただ楽しみました。

合同の夢のはなしは中で観てなかったけど、楽しかっただろうな。
HAPPLEのことも、片想いのことも待ってて楽しんでくれる人がたくさんいたって、ほんとにすてきだ。

昨日はハポンの外で物販という貴重な体験をさせていただきました。
Tシャツしかなかったはずの片想い物販がいつのまにか品数豊富になってて、しかもたくさん買っていただいて楽しかったです。ありがとうございました。
GHOSTWORLDも読んで楽しんでいただけたらうれしいです。

東京から来たみなさんも、名古屋のみなさんも、遠くからきたみなさんも、ハポンにいたらいつもの通りみたいな感じがいいなと思いました。

名古屋は、というかハポンは、いつものところという感じです。名古屋だからとか東京だからとかというのもなくいつものところ。
 

いろいろあったのでうまくかけないものです。