20121116

ツアーを終えて(1)

10月28日 カクバリズム10周年を観させていただいた。初めて観たユアソンに感動。帰りの駅でやなぎくんに会う。武蔵屋に行くも、営業が終わっていた。

11月1日 行けなかったことをひきずっていたので、ひとりで武蔵屋に行った。

2日 東京の演奏の遠足のフライヤーイラスト代としてラーメン一杯を果たすべく、描いてくれた方と武蔵屋に行った。

3日 ホライズン山下宅配便がプチロックに出演。ホラが学祭に出られた!たっつんありがとう。同時に自慢話もバンドセットで出演。夏目くんと藤村くんに敬意。帰りに武蔵屋。

4日 片想い武蔵大。物販がとぶように売れる、恐るべし諸々。T.V. not januaryの野球Tシャツ買う、かわいい。シンくんの物販と倉林さんの「普通だし」がくまちゃんとの思い出に。帰りに橋本くんが宮奥さんとツーショットを撮ってくれて、後日フォトショで加工したやつを送ってくれた。ありがとう。さらに「三日食べたなら四日目行かないと」的なことを言われ、武蔵屋へ。

5日と6日は仕事仕事。

7日 昼ごはんを食べたカフェで、なつやすみバンドがかかってる!と思ったら、違った。誰だったか知らないが、これかけるならなつやすみのほうがいいよと思った。夜出発。石塚さん、野田さんと合流、さらにHAPPLE、山本ぷるるた草助かやるたさんと落ち合う。大阪へ。
土岐くんの運転中、クイズをしたり歴史の話をしたり、土岐くんとどうでもよいような話をするのは久しぶり。キレキレだ。

8日 早朝大阪着。市場でモーニング、お風呂、大阪城と、大阪を満喫。
土岐くんが写真撮ってくださいを断られる。
博物館の建物のレクチャー受けるも、納得いかない想い出に。たこやき買い込み、epok入り。
friendly hearts of japanに会うのは久しぶり、でもなく先月会ったし、来週も会うし。きょうちゃんとは昨年の東演以来。
打ち上げでHAPPLEとフレンドリーが交ざってる光景は妙のほのぼのした。

その帰り、酔っ払ったままのかやるたそうすけが野田さんに「一緒にやりましょう」と行ってるのを耳にし、すかさず「明日やりなさいよ」と口をはさむ。
この遠足はかやるたまつりにしたいという目論みが実現に向かった瞬間。私は「フフフフ、、」と悪い笑みが声に出てしまい止まらなかった。

ホープ軒杉本さんちに泊めていただくのは今年三回目であった。ありがとうございます。
かやるたは座ったまま寝落ち、感動の寝姿。

9日 大阪をあとに、名古屋へ。山王のお風呂に入って、その後ブラジルコーヒーへ。角田さんはいなかった。NRQのワンマンの広告がレジ前にバーンと出てた。
ハポンへ。初めてお会いするmicroguitarさんがいい方でよかった。そして美声。カタリカタリはふたりで片想いくらいの楽器量だった。モモジさんの作るフライヤーがいちいちヤバイ。

てんしんくんを乗せて東京へ。寒いし、眠かった。

10日 朝方東京着。一旦解散、午後にロジ集合。その前にてんしんくんとバンダリさんに行った。
伴瀬も到着、土岐くんをいじる。
HAPPLEのライブのあとに、今日あいさつやろうかな、とかやるたに言ったら、やったほうがいいよと言ってくれたので、最後にあいさつをやらせてもらった。
いままでやったことないし、多分もうやらない。
それをやろうと思うだけのツアーだった、ってことを、あいさつすることで伝えたかった。

11日 ceroとホライズンのツーマン。満員御礼。
充実した内容で今回もceroに感謝。雨で、ぎゅうぎゅうでも、楽しんでくれたお客さんに感謝。ホライズン、支えられてるなと実感。
ceroのワンマンのチケット買う。
帰りはこぢんまりと、ツアーとceroホラ反省会で一杯。反省会だけど、これから先の話が多かった。



20121107

東京の遠足

ブログ全然かけませんでした。

こちらで旅の様子を!
@touenmax





東京の演奏の遠足〜エンエンオー!

2012.11.8木曜
大阪 南船場 epok

20時スタート
出演 friendly hearts of japan / 野田薫 / HAPPLE

2012.11.9金曜
名古屋 鶴舞K.D japon

19時スタート
出演 カタリカタリ / microguitar / 野田薫 / HAPPLE

2012.11.10土曜
東京 阿佐ヶ谷Roji

19時半スタート
出演 てんしんくん(ジョセフ・アルフ・ポルカ)/ 野田薫 / HAPPLE



来てください〜






20121009

遠足のおしらせ

東京の演奏で初めてのツアーをくみました。

野田薫&HAPPLEツアー/東京の演奏の遠足〜エンエンオー!

やります。

遠足は野田さんが、エンエンオーは土岐くんが考えてくれましたよ。
私が落ち込んでいる時にたまたま土岐くんからメールで『ハップルの表記はHAPPLEで行くことになりました』という連絡がきてその流れでエンエンオーが決まったのですが、エンエンオーの気の抜けたリズムとそこに垣間見える優しさに私が救われたのは言うまでもありません。余談です。



野田薫さんは私が大好きな、というのはもはや説明はいらないかもしれませんが、その好き度ちょっと異常ではないかとさえ思われているほどに好きな、女性シンガーです。

いちばん最初に観た時には私には野田さんの良さがわかってなかったんですよねー。ちゃんとは覚えていませんが、たぶん音源をきくうちに、ライブを観るうちに、好きになっていきました。そしてすっかり大好きで大切な音楽になってしまったころ、彼女はイギリスへ発ち、二年くらいでしょうか。今は帰ってきて、また東京でライブをしてます。

野田さんはあだち麗三郎くんのMagical Doughnut Recordsからアルバム『あの日のうた』をリリースしています。レコードであればすり切れるという表現ができたなあと今ふと想う、ほどに何度も聴きました。
そして新作として、イギリスで録音した音源『The London EP』を販売中です。
幾重にも昇華された、新しい曲が嬉しいのはもちろんのこと、ロンドンの空気感が密度濃くおさめられているのがたまらないです。



まだ知らない方もいるかもしれませんが、HAPPLEは「もと、いなかやろう」です。
こちらも私が熱病的に好きだった、いなかやろう。
HAPPLEは土岐佳裕(g/key)、斉藤麻美(key)、押田千紗代(dr)の全員ボーカル、スリーピースです。

簡単に言えば「いなかやろうが改名してHAPPLEになった」なんだけど、いなかやろうとHAPPLEは別のバンドだし、いなかやろうはまだなくなってはいないというあたり、なんかちょっと面倒ですね〜(^^)。

少しでもいなかやろうを聴いたり観たりして、いいなと思ってた人には、なんで改名?ってなると思います。私もかなり複雑でした。こういう場合はたいがい、以前のファンはがっくりくる結果になるものだと思い込んでたから。

しかし。今の彼らは今回はHAPPLEという新しい音楽をやってます。それはいなかやろうとは違うのだけど、いなかやろうくらい心を掴む音楽をやっちゃってます。
そしてかなりおしゃれかもしれない、、、!

なもんで今回は、新しく好きになったHAPPLEという新人バンドをみなさんにお披露目したくてツアーを組みました。

いな・かやるた改め ぷるるた(春風堂/山本草助)と、マインズレコードの石塚さんにも協力いただき、チェンバービーサン二郎ツアーのときばりの大所帯でおじゃまいたします。すみません。

そして大阪名古屋で出演をお願いした方々のことを。
つづきます。



東京の演奏の遠足〜エンエンオー!

2012.11.8木曜
@大阪 南船場 epok
出演 friendly hearts of japan / 野田薫 / HAPPLE

2012.11.9金曜
@名古屋 鶴舞K.D japon
出演 カタリカタリ / microguitar / 野田薫 / HAPPLE

2012.11.10土曜
@東京 阿佐ヶ谷Roji
出演 てんしんくん(ジョセフ・アルフ・ポルカ)/ 野田薫 / HAPPLE

☆阿佐ヶ谷Rojiライブのご予約は定員がありますので、メール予約をお願いいたします。
 touenmax@gmail.com へお名前と人数を明記のうえお送りください。10月11日より受付開始です。








20121004

野田薫&HAPPLEツアー

東京の演奏の遠足〜エンエンオー!

2012.11.8木曜
大阪 南船場 epok
出演 friendly hearts of japan / 野田薫 / HAPPLE

2012.11.9金曜
名古屋 鶴舞K.D japon
出演 カタリカタリ / microguitar / 野田薫 / HAPPLE

2012.11.10土曜
東京 阿佐ヶ谷Roji
出演 てんしんくん(ジョセフ・アルフ・ポルカ)/ 野田薫 / HAPPLE

とりいそぎスケジュールだけ。

告知をしたい

ログインできたー
が、とてもかきづらい。

20120628

最近の地味な話

最近は、あんまり動いてなかったのかもしれないです。
といってもあれこれやってた気はするので、
東演のためには動いてなかったというんだろうか。
心が動いてなかったのかもしれない。
とんちのことをやってても東演はやりなさい、それが救いになるよ、と言われた時に
自分はあんまりやりたいと思ってないなあというのが正直なところでした。
しかし最近になって思うのは、結局動いていればやりたくなるんだなあと。
思いつかないからやれないんじゃなくて、動いてないから思いつかなかったというのか。
ひとつのことをがんばってやるのは大切だけど、自分には向かないのかもな。あれこれやりたいのかも。
ふたご座だし、、、
そういう向き不向きのことも今更わかってきたし、
何に出会えばやる気になるかは変わらないし、
一歩でも外側に出ればこんなに視点が違うのだなと新鮮な空気を吸っているような気持ちになっています。

あだちゃんのワークショップに行ったのもストレッチを必要としていたからで、
教えてもらったのはカラダのことですが、気持ちも伸びたような感覚です。


そういうの、思いださせてくれたひとたちと、イベントを画策中。
ずっと一緒にいるひとたちとも、イベントやる予定。多分。
あとカジメラもイベントに呼んでもらったから、やるよ〜。
いろいろと声をかけてくれるひとたちにも感謝します。



ホライズンが2曲も新曲を披露しました。
一曲目「フレッシュパック」はモンクナシ、トロピカルナンバーでしたけど、ここがまた、ホライズンはなんでも出来るもんで、オールジャンル網羅して欲しいですね。おしゃれ過ぎる!あそこんんとこがおしゃれ過ぎる!あそこんとこ、聴いた人にはわかってもらえる。「大恋愛」を初めて聴いた時の感動が蘇る系。
二曲目はホライズンには珍しい構成の曲だったので若干とまどったのは隠さずにおきますが、展開に大きい特徴がないだけにか逆に展開が面白いと思ってしまったという不思議な。らしからぬ、と言われてもおかしくない曲なのに、好評を得ましたね。くろおかばんせの二部だし!タイトルは迷走中らしいです。決定したのかな。
どっちの曲も、もっとコトバがわかったらよりよかったなあと思います!
私としては、ホライズンはやはり音とともにあるあのおかしなコトバありきでのトリックに痺れるので。
とにも最近は良いライブ続きですから、インディーファンクラブ期待してます!


最近の巷のリリースラッシュに一切追いついていません。
チャンタケに借りたオクノ修さんと、ビデオくんの「7泊8日」を交互に聴いています。


happleを久々に観ることができました。
多分観ていないで思っているより、格が上がってしまってました。
そして私はまともに彼らの姿を見られず、
そこにいるだけで涙が出るのは私がおかしいんじゃないと最近気づきました。
透明感はんぱないんだもん。
音楽に打ち込み続けることで、どんどん彼らは透明度を増していく!とどまるところがない!
そう考えるともう条件反射だと思っていた野田さん泣きも、あの人の透明感のせいだと言えるであろう。
野田さんのお帰り会でもそのおかげでマトモにライブ観てなかったもんなー。
野田さんのライブに行こう。






20120521

りぼん

りぼんを聴いてから読むとあなたとわかちあえるかも、りぼんに寄せて。
買おうか迷ってる方にはまず読んでみてほしい、
りぼんに寄せて。

ホライズン山下宅配便「りぼん」が出ます。
でっかい音で聴いてください。

昨年秋から録音を、いつの間にか開始し、いつの間にかマスタリングを完了していたホライズンのアルバム。
といっても、いつの間にかなんてもんじゃない作業量で作られていたのを、私は2km先くらいの場所から眺めていました。
と、と、いっても、毎週のように虎茶屋に集まった5人(ミックス阿部くん含む)がどのような空気の中制作を進めていたかはまったく知りません。
できあがったアルバムその名も「りぼん」。
タイトルはりぼんだよ、と教えられた覚えはないけれど、いつの間にか知っていました。
メンバーに何故『りぼん』なのかをたずねたのはけっこうあとでした。完成を聴けばわかるのだろうと、なんとなく思っていたので。
聴いてもそんなに、、、わからなかったので、訊きましたが。
ただ、山下さんがずいぶんかわいいの使うなという意外さをおいといて言えば、りぼんというコトバには、なにかを結び贈る、繋げるモノのあったかみがあった。

そしてこのアルバムの一曲目のタイトルは、 『オクリモノ』だった。

あれっ
ホライズン山下宅配便が、何かを届けようとしている!
誰もがすぐにそれを感じるはずです。「りぼん」。

私はりぼんのことで奔走する毎日、トシもトシなので満身創痍の状況ですが、
どちらかといえばファンとして書きます。
(だから盲目な部分もあるけどそれでいいんです。私にとってホライズンはそういうバンドなわけですから。)


一曲目、『オクリモノ』の不穏なオープニングにびっくりしますが、私たちが無意識にホライズンに求めるものが既にここにギシっと詰まっているかのような音、そしてコーラスの妙技。「ポリリズム」と言ってるのでそうかあ、と思います。「ただのかっこいいリズム」だと思ってましたけど。パンを味わう準備をしておきましょう。こっから休みなしだぞ!
間髪なく二曲目「点ブレイク」へ流れます。ハポンでやった「玉手箱博覧会」から好きになった曲ですわ。その前にきいたことがあったかはわかりませんが。意味の無い連想だけのコトバにも、何かをかきたてられます。
なんとーっ三曲目は一尊/黒岡の共作として有名(すみません)な「オリンピックの前日」!これは七針で初めてやった時のを聴いてる人には「ここまでになったか、、、」という感慨がわかると思います。まさかアルバムに入るとは。しかも「ロートホルンの前に」「三曲目として」入ってることにもぐっときます。

M3とM4のイントロに入っている、何かは確定したくないけどなんとなく風景を連想させる音。既に物語の中にいることに気づかされます。

ばーんと4曲目『ロートホルン』。これは何も言うまい!ズルイくらい言うこと無しですから。しかしこのアルバムで唯一のシンプルというかスタンダード的なというか、まっすぐの曲ですね。
きました5曲目!よっ、『イカレコンマタヒラ』!これ聴くとりぼんがいかに音楽的に勝負しようとしてるのかわかると思います。ホライズンの奥深さ、理性知性狂気などが一気に理解できてしまうでしょう。オーボエ/チェロ中心の、ホラでは変則的な構成にかかわらずそれが全体にフィーチャーされたりぼんの、明らかこの『イカレコンマタヒラ』は代表トラックなんですから。初めて聴いたときのあの感動よ。

さあさあ。ここから物語はドラマチックになっていくのです。

6曲目『風呂の歌』。ライブで聴いていたときはまさかこんな大作だったとは知らず申し訳ありません。洗練されています。ここでみなさん、完全に風呂に入りますから。
7曲目『騎士』は途中に語りべが登場しておはなしを俯瞰するような一曲。アルバム用かきおろしですね。
全ての曲がスミズミまで完璧にしびれる『りぼん』の中で私がいわゆる「お気に入り」みたいな気持ちで好きなのが8曲目『ハコビヤ』です。イントロがすごく好きなのはピアノが入っているからでしょうか。非常に熱い曲だとも思っています。
はやくも9曲目になってしましました、、、『あかいあかい』。いよいよこのアルバムの選曲は、なんと渋いことかと。172曲以上の曲を持つホライズン山下宅配便がアルバムを作るとなったら、いくらでもたとえばノリのいいの、とか、ロックンなの、とか、ポップんなのとか、できるんだけれども、彼らはやりたい曲をやったんですよね。ある意味「日の目を見ていない」しかし自分たちがカタチにしたかった曲を、本当のカタチをみせてやる!とばかりに。そしてちゃんと、見せてんですよね。いやはや格好良いです。
10曲目『岸』。『騎士』と対になっています。だじゃれ?と一瞬思うけど、美しい響きの、きし、なのです。
11曲目の『コンドルととんでいく』は、ライブでも常に好評の曲ですね。かっこいいもんね。てっちゃんの曲は麻薬的。コンドル黒岡はとんでいき、綿毛の倉林が残りましたとさ。
12曲目はシングル『期待』に入っていた『ガラスの階段』を阿部くんがリミックスしたもの。素敵な入れ方です。この曲の歌詞きくと、ホライズンの”今日”が、詰まってるような(詰まってないような)気分になります。だからとても切なくて、同時に凛とするような。
おはなしの最後は大団円で、おそらく旅立ちがあり、さみしいものですが、
もう一度『オクリモノ』に戻って、そんな感傷ソンしたな、と思ってください。


長いことやってきた曲を初めて録音したり、ずっとやってきた歴史の過程があっての今のホライズンでこそできることでありつつも、管楽器入れまくり、重ねもしまくり、音も振りまくり、ホライズンがいじくりたおしてスタイリッシュに完成されたこのアルバムは、ホラ史のあらたな一歩です。
もはやホライズンのプライドとも言えるであろうコーラスもふんだんのアイディアで、これでもかと堪能させてくれます。


『りぼん』を聴いて、world recordのことを想いました。コレ(りぼん)は、アレ(WR)を凌ぐなんかがあるんでわ、、、と。
なんかがなにかといえば、なんなんでしょうね。
あのこれ、また宣伝のためにcero出して!とかじゃなくて。
world recordはやっぱり、凄いなあって思った作品で、その凄いな感が蘇ったんですよね。個人的ですけど。
注入されてる量が伝わるんですよね。
作業量が時間がとかではなくて(まあそういうのも含まれつつの)音楽をつくる時に注入されているモノの、量が。

このアルバムは恐ろしい。
まあ〜今までのホライズンのアルバムは全部それぞれに恐ろしいです。
だいたい、『こわー』と言ってきました。
何が怖いのかといえば、ホライズンのセンス、選択、独自性、孤高感、完成度であり、またこの作品があまり聴かれていない、ということでもあったりしたのです。
イマジネーション?創造性?そういうものを音楽に求めていなければ別ですが、

いやいや、違うんです。
それが必要でない生活などあるのだろうかと私は思っているのです。
たとえば絵をみるように、本を読むように、食事を作るように、服を買うように、車のローンを組むように。
そこにはうみだすもの/ことへの感動が常に含まれているのだから、
ホライズンの「うみだし」への興味、心奪われることは、生活の本能ではないかと私は思っているのです。
私のホライズンへの感動というのは時に尋常でなく思われがちですが、当たり前のことでしかないと思っています。
猫が動いているものを追うのと一緒だと。


ジャケットは小田島さんのあったかい絵、ブックレットには小田さんの渾身の文章など、パッケージもわくわくします。
買って聴きなさいと言える。
たとえばOne Day Calypsoをお勧めしたときも言ったのですが、迷っても「結果的に持ってたほうがいい」アルバム、ひとつにりぼん。
コレクションされることに関心はないけれど、私はこのアルバムが愛聴されるならその人はほかの今までのアルバムを聴かなくてもいいし、生のホライズンに触れなくてもいいとさえ思う。極端ですが
解説も言い訳も補足もいらない作品だと思っているからです。



ホライズンの楽曲の前においては稚拙な紹介でしかなく申し訳ないですが、りぼん発売までに思いためていたことを一部、お伝えしました。
不遇への抵抗はささやかでも、第一歩です。

千里の道も散歩から。

意味は無いけどぐっとくるね。




 
無駄に長く、また意味がわからないので/あるいは凄過ぎてコメントしづらいのか、Twitter等で反応がまったくみられないPV。最低でも10回は観てほしいけど。






音楽のセレクトと入れ方がヤバイ。




20120323

あったこと2

いかん、書かなくちゃいま。

ホライズンのライブには、三輪二郎が入ったんですよ。
「赤い赤い」にハープで入って、それがえらい格好良い。
ライブ前にiPodで音源聴かされてやったって言ってましたけど。
そして期待ダンス、これはなにか期待ダンスの歴史を変えるものでした。黒岡指定ではない、オリジナル溢れる期待ダンス、初めてみた、、、
歴史が動いたんだよ!!(力)
三輪二郎のエンターティンメント力への感動と、ホライズンへ対する気持ちに、感謝。
すばらしいステージをありがとう二郎!
ホライズンは昔からやってる曲も果敢にアレンジを変え、録音では多重した曲なども果敢に演奏し、この人たちすごいなあ、怖いなあ、そして真剣だなあと思いぐっときました。
そしてこの日は三沢さんならではの三沢さんを感じました。

radio DTMにホライズン出演、パーソナリティの方の質問、構成、理解、拾い、全て素晴らしかった、、、
そのおかげでホライズンらしさだしつつ、きちんといいお話しができている、、凄いなあ社長。ありがとうございます。

で〜
NRQツアーファイナルに戻り、、、!
東京凱旋、盛り上がったなあ、、、!
それだけですっ
前から言ってるけど、NRQの音楽に私はああこう言えない。
ただこう、大事に思います。
大事です、それでもう済ませる!
たいせつなのはここからだ。
すべてだいじなのはすべて次。
私たちはそうやって毎日を送っているなあ。

片想いを、三ヶ月ぶりくらいに、観ました。

あだち麗三郎さんがですね、野田薫さんのおかえり会を開催するってことで、私のブログをtwitterでリンクしてくれてて、私も読み返しました。
そして愕然としました。
片想いのこと絶対好きだって書いてあった。
私は、この三ヶ月、片想いがだいっきらいでした!
キライならまだいいじゃないか。
興味がなかったです。
兄と弟やるなら観たいなあ、、、とは思いましたが。
なんでかっていったら、私は忘れられなかったからです。去年一年片想いがしたことを、許せなかったからです。いま、いいライブだった〜とか言われてて、結果オーライだなんて思えなかったからです。なんかどうでもよくなっちゃったんです。
九龍さんがアップしてくれた東京の演奏での「踊る理由」で何だか人気出たようですけど、あの、あの、あのときの、片想いの、演奏は、どこへ、行って、しまったんだよ!と思ってましたからね。

許せないことって、とても個人的な立場の問題でもあります。
些細な積み重ねで、ほんとに、私以外の人間は、だれひとりも理解できないと思います。
それでもこれを書いてしまうことに躊躇がありません。ごめんなさい。

もちろん、片想いの曲や演奏が良いことにはかわりはないし、話題になって然るべきと思っています。
カクバリズムからアナログ出したことも、一番理想的で、良かったなあって思ってます。ワタル頼んだよ!!って思ってます(ご本人には言いませんよ!)
私がメンバーを好きなこともおなじ。

でもいろんなことは変わってしまいました

って、

よくあることだなんて思いたくないわけですよ。

色々理由はあってもつまるところライブが良くないってのが一番やだったので、だから、NRQのレコ発で三ヶ月ぶりに観た片想いにカウンター入れられて「すみませんでしたー!」って言うのを自分で期待してたけど、まだ言えません。

あんなもんじゃないんだよ、片想いのライブはあ。

ハラがイタクなる程笑って、心配なこと忘れるくらい踊って、それでこその「ひかりの国からこんにちわ」キターなんだよ?

楽しんだ人に水を差すようなことを書いてますかね。じっさい私が観てないのでは充分いいライブ、してたんだと思います。こんなこと書いていい立場じゃないこともわかっています。
もちろん、片想い事情でいろんな要因があるだろうことも私はたくさんたくさん考えてます。(考え過ぎてイヤになったという原因あり)でも、もともとがでたらめなバンドなんだから、でたらめにやり続けなさいよ。「音楽」なんか、やろうとするんじゃないよ。目の前にいる140人を小馬鹿にしてそして140人のためだけにあたたかい演奏をすればいいんですよ。それが500人であろうと1000人であろうと、30人であろうと、それだけをすればいいんですよ。

あーやだやだ、おもいいれ。

だって今のかんじで売れたとしたって全っ然面白くない。
「片想い」で売れなきゃ、意味ねー!

と、いうのを、
あだちくんに、パンチくらわされた気持ちで、書きました。
こんなこと書けってメッセージはあだちくんにはなかったと思いますが、、、
いろんなこと、私忘れてしまってた。怒りだけしか、憶えてなかったよ。

ただし、東京の演奏に来たことないひとや初めてこのブログをみる人に、片想いのライブって良くないの?って判断されるのはマジお断りです。(じゃあ書くなよってつっこみは一回まででお願いします)すべては観てから判断してください。

ほんとに、検索だけでの単純な判断や評価はだいっきらい!

えっなんのためにブログやってんだよ、っていう発言かあ?コレ。
すみません、検索ありがとうございます。


つづいて〜
最近よく東京の演奏やらないの?ってことをきかれたりするのですが。
ゆりちゃんという若い友人がおりまして、聡明で、もの静かだけど熱い行動力があるひとなんですけど、彼女と話していて気づいたことがありました。
東京の演奏は私がやりたいからやってるんじゃない、ってことです。
いややや、もちろんイヤイヤやってるんじゃないですけど。
なんか自分でプレッシャーかけてやんなきゃって思ったりしてたこともあったんですけど、ある基準での必然性がないとやれないという、その「基準」が彼女と話しててわかったんです。
だからもうブレないなあって。
思った。

こんなことも何回も書いては忘れてんですかねえ。どうなんでしょう。

ほんとは、もっと書こうと思ってたことがあったんですけど、片想いのせいで忘れてしまいました。
まただらだら続きかきます。


20120321

あったこと

シマウマに従事していたのが大きい、一ヶ月でした。
小田さんとともに仕事をさせてもらうことができて、勉強になりました。
小田さんとはほんとに、まだシマウマでの繋がりだけですけど、私にとって「獅子舞を作って走ってくれた人」で、それだけでも充分だと思っています。あんなことをやってくれた人だということは、忘れないです。
あんまりいつまでもシマウマの話すると小田さんに怒られますが(笑)
とにもあんな体験をさせてくれたホライズン山下宅配便、仕事をさせてくれた黒岡さんに感謝しているし、シマウマ以外でもホライズンでの仕事を通してたくさんの経験をさせてもらっています。

もちろん、ホライズン山下宅配便というバンド/音楽があるからこそ、やりたいこととしてやらせてもらっています。どの音楽にどう感動することがあっても何が好きでも、ホライズンが「ロックバンドとして一番のバンド」だと私のなかで定義しているので。
何が一番、ではなく、ただ「一番」です。
それがふさわしいバンドだと思っています。

名古屋にNRQを観に行きました。
東京でも最近たいしてライブ、行ってなかったくせに、ツアーだけ急に追いかける、というのもなんなんだよってわかってますが、吉田先生が「じゃあ今回も行きますか」って言ってくれた(くれた、んですもはや。)ことで、「ああこれは行こう」と素直に思えたってのは、逃しちゃいけないんだなと。
それに前回のNRQツアーでハポンに行ったとき、あの時に「名古屋いい〜」ってなったので
そして今回も「NRQで名古屋くるといいことばっかし〜」ってなったので
行くしか無いんですよこれ

一日目、ハポンでは服部さんが主にMCをしていました。
どうやらこの日は若干堅かったようですが、別に気にならなかった。翌日の「ボストーク」で気づくことです。

ツクモクはセッティングの時点で「あーこれ来るハポンマジック」とわかってしまった、、、
だいたいハポンでは毎回感極まる(泣)瞬間が訪れるのですが、ツクモクできました。
ツクモクは(ディナーセットもそうなんですが)一曲目の、最初の音を聴いた瞬間に「あーもうこれです。」って決まっちゃう、溜まってた感情全てを払拭させられ「音楽」を聴きたい気持ちを満たしてくれるのです。バンド中のバンド、です。
「ああいっそ」を、、、
今iTunesをかけっぱなしでこれを打ってるんですが、今くまちゃんがカヴァーした「ああいっそ」がかかった、、、ス、スゴイシンクロ、、、
「ああいっそ」を聴けた時、もちろんくまちゃんを思いだしてたんです、って書こうとしたおもむろに。

もちろん、ツクモクの音楽の良さあっての感極まりですが、やはりそれをハポンで聴けていること極まりんです。ハポンは私にとってライブハウスの中のハウスです。

HADAさんのかっこいいバンド編成(ラップで)にびっくり、、、。HADAさんの音楽のことまだわかりません。
名古屋の若者たちにいじられているHADAさんのポジションは一体どういうものなのか。
Ettの渓さんをギターに迎えて音源を録っているHADAさんは一体どういう人なのか。
そんなに積極的に知ろうとしてないですけど、気になります。
音源を300円なのに100円で無理に買ってすみませんでした。

ジョセフ・アルフ・ポルカのてんしんくんにも会えました。てんしんくんたくさんお話ししてくれてありがとう、、、。ジョセフ・アルフ・ポルカはほんとに素敵なバンドで、これからもっともっと注目されると思うんですが、とんちれこーども何かとお世話になっておりまして、光栄です。
てんしんくんが『thisis(not)magazin』を作ってる方(HADAさんバンドドラムであった)を紹介してくださり、そういえば何かと話をきいていたな、と思いだし、三号を購入させていただきました。Tシャツ着まくります。

翌日は服部さんの故郷一宮。カタリカタリ、、、(泣)
ユっルユルだ〜と思ったけどそれがカタリカタリですね。あのユルユルさに何故か壮絶さをみてしまう。
カタリカタリのことを語るには私なんか早過ぎる(池さんがいるからね!)。
ただとにかく好きだし、音楽ってなんじゃらっていうのを体感で教えてくれるバンドで、いつも憧れている人たちです。
河合さんは素敵だなあ。結婚したい。

NRQは二日目の『ボストーク』、なんだかわかんないけどバシっと決まった瞬間、なんだかわかないけど明らかにその場全体が『決まった!』ってなる瞬間が(NRQはどうだったかわかりませんが)忘れられない。

番外で、名古屋のシマウマ書房とON READINGへおじゃましました。
シマウマ書房でホライズンのシマウマを扱っていただくことを達成、、、鈴木さんも、黒川さんもですが、名古屋のひとびと、皆とんちれこーどにあたたかい、、、山下ホライズンの功績と、モモジさんのおかげと、さらには田口さんのおかげを、想う。
モモジさんが言ってくれた、山下についてのことも、忘れないでいよう。

喫茶店ばかり行ってました、、、

東京に戻り、oonoyuukiと伴瀬朝彦のツーマン観ました。
内容が濃過ぎて、心が動き過ぎてしまったためか、気分が悪くなりました。
みせつけすぎですね。

私は未だoonoyuukiバンドを観ていないし一人でも全然数みていないから、
から、けど、
この後に大事な色々がはさまるけど、書かなくていいかなあ。
とにかくはっきり言っておーのくんが好きです。結婚してください。

このあとmmmのレコ発をみて、それはほとんど見えなかったんだけど、聴いてて、まあ見えなくてよかった、と思う、また具合わるくなっちゃう内容で、あまりたてつづけに良いものを観るのはもう
このトシになると負荷が大きいようだ。

ホライズン山下のライブもありました。
そろそろ書いてて頭いたくなってきた。
読む人も面倒くさくなってきたかね。









20120130

朝はいつもとかわらない

週末に灰緑とhappleをそれぞれ観たので一緒に書こう。
もうこれは仕方なく、私にはやはりhappleと灰緑は繋がった存在です。
灰緑といえばhappleを、happleといえば灰緑を思う。
それはいなかやろうから灰緑を知った、というだけではない、ストーリーが確かにあったけど、もうそんなこと思ってるの私だけかもしれない。というか、もともとそんなストーリーは私だけのものか。
今は彼ら、別々のかたちで別々の場所で音楽をやっているけど、でもすごい大事なんです、あの人たちにもらった愛情というのは。
って、今書いてみて、そうだったなあって思った。

今にも死んじゃいそうな灰緑がほんとに好きだった。せつなく恐ろしくも好きだった。
今にも死んじゃいそうな灰緑はもういなくて、オメーラどこでも連れてってやるよという覚悟の、そうゆう灰緑になったって気がします。
だってもう新曲きいたときにわかりました。ショック受けて感動して泣きました。
希望って言葉しか思い浮かばなかった。 
この日灰緑とは一言も話をしてないんだけど、そう思って帰りました。どうかなあ、そう思ったんだけど。笑、、、
お客さんは灰緑のことを「教祖、、、!」って思ってるんじゃないかと予想しました。
どうでもいいけどおさむちゃんがドラムたたきながらメガネを直してるの見て、ハラさんのコンタクトの理由話を思いだした。
「ファイアーー」つってたよ、おさむちゃん。ともだちみんなと観にゆきたいぜ、灰緑。

happleが三人になって、観るのははやくも三度目だ。
変わっちゃった、、、とか何も考えないで、楽しむことができるんだよー今のhappleは。
あさみさんの鍵盤二台でベースをブイブイこなすのに釘付け。
ばんどうさんがメインをとると無条件にぎゅーっとくる。
土岐くんが自由に(それとも結構決まってるのかな)弾いてる姿をみるのは至福。
三人のコーラスのたびにぞわぞわする。
ラップのトラックかなり好き。
やまもとそうすけもバヨリソ入った!
そしていつもだいたい、最初から最後まで泣きそう。これだけはいなかやろうのときと何も変わらない感覚。
happleは「俺たち今やっちゃいけないことなんてないんだよ」と言ってた、それはとても嬉しかった。もっともっと好きなだけ自由になってください。



こんなにたくさんのことが変わったのに、彼らはあきらめなかったんだよなあ。
私は、あきらめたんじゃない?っていう、恥ずかしい気持ちなのに。
頭ガーンてやられるような気持ち。
それなのに、何も変わっていないかのような気持ちにさせてくれている。
不器用二大バンドともいえる彼らから、学んで与えられてばっかりだ。


 







20120129

今年なので書く。

最近PAに関して、出音に関して気になって、ことしに入って一ヶ月だけで既に何度かPAに対しイラっとしている。
そして気になる度に自分がいやにもなる。そんなことまで気にしてるのはオマエだけだよ、と思う。

でも最近はまわりにもハコのPAさんではなく乗り込み(というらしい、最近知りました)でやってる人たちがみうけられるわけで、ライブで重要なポジションであることは忘れてはならない。
裏方さんかもしれないけど、むしろそのライブを握っている存在なのだ。
LOFTの出音良かったわ〜っていうのは嬉しいことだったし。
ビーサンでとくのうさんがついた時なんかは、「PAとのセッション」なんてのすら観ることができた感があるわけで。

PAとか中音とか出音とか鳴りとか、お客さんは普通そんなことは気にしない。
私だってたいした知識はないのに、ちょっと知っている風吹かして気になってしまう自分がいやになるのだ。

でもどうなんだろう。
知らなくてもよいものか。
悩んでいる。

お客さんはそれをも含めライブないしハコを評価してもいいんじゃないのかとは前から思っている。
ハコ(と言う表現でブログに書くのもどうかと思うが)の評価ってしてもいいものだと思う。
私たち客に直接関わる受付とかバーカウンターとか居心地とか料金とかはもちろんだけど、PAさん含む専門的なスタッフ、システム、ミュージシャンとの関わり方なんかも含めて、客は評価していいと思っている。
払ったチケット代にみあっているのか、大好きなミュージシャンが出演するにみあっているのか、ってこと。
ミュージシャンは立場が弱いのだ。
もちろんハッキリ主張するミュージシャンもいるけど、本当は私たち客が善し悪しを評価して、好きな音楽のために必要なら抗議だってするべきなんじゃないのか。
お金払ってるんだから。
私たちの払ったお金が、観に行ったミュージシャンに全然まわらないこともあるってことくらいは誰でも知ってると思うけど、それでも音がいいから払うとか、場所が好きだから行くとか、そこまで考えてライブを選んだっていいくらいだと思うよ、私は。
私は自分の感覚にも知識にも自信がなくて、抗議をできなかった。そのことが余計にいやだった。(普通にミュージシャンに迷惑がかかるだろうしなあ、笑)
だから知ってもいいと思うんですよ。お客さんがもっと、ライブ自体を。
音楽が良ければいいのではなく、その音楽が鳴るための構成の全部を知ってたっていいと思う。
もちろん、知ることは余計なことという考えもあるでしょう。私もそう思うことはよくある。知らなければよかったってことは多々あるさ。
でもそれは、悪いとこに気がつくためだけじゃなくて、良いものをしっかり評価するためでもあるんです。

私がPAに対してイラっとした事件は、「このハコのPAは腕が悪い」という話ではなくて、ミュージシャンやイベントの関係性やら状況やらが生んでいることだったと思う。だからこそ、そういう部分も含めて今ここで何を評価すべきか、ってのを見極めてほしいと思うのです、客であると同時にイベントをやっている自分は。
そんなことを考えてたら楽しさが半減するでしょうね。
でもそうじゃないと良くなんてならないなんにも。
楽しさが半減しても、面白さはあると思う。
イラっとすることがあると、だいたい勉強になったなとあとで私なんかは思うので。
 




20120128

宅配便 THE WORLD

ホライズン山下宅配便の良いライブ
たまてばこはくらんかい以来のカチっとくるかんじ
手応えー
うれしいものです

どんな要素があったらカチっときてるって思うのかは私わかってないんだけど。ホライズンは奥深過ぎてわからんから。味わいつくせないからこそのやめられなさだと思うけど。でもなんか観たあとの気分が違うから。

「半人前」の衝撃よ。ビートルズ友の会/外国人ききとり調査を目の当たりにした衝撃と、黒岡アクトの衝撃と。(この光景はずっと忘れられないだろう)オマジナルの確立。
「大恋愛」の満足感、痛快。この曲は聴かせる曲です。聴かせましたね。
「期待」に飽きたと思ったときがあった。けれども新録により改めて良い曲だと思いなおしました。しかも今回は伴瀬さんがアレンジを変えており『おっ!』となりました、新鮮さもあわせて。そしてやっぱりあの期待ダンスのあとのしあわせなかんじは、異様であり凄まじささえおぼえる。
メダカもハンバーグもホライズンのコーラスにかかれば赤子の手をひねる。
ホライズンは夢を感じるけど頭突きで目をさまされもする。
気合いと丁寧さ。
個人戦だけどタッグ。
いろいろ思いながら。
「レモンと肉ひだ」のブレイクで黒岡さんがシェーをきめた時が個人的にハマってしまった。なんでそこで?だけど、思いだせばとんちオペラの時に、セリフ少ないはずの片岡シンが一番面白くて、シンくんは立ってる姿だけでおもしろみを語れていることに感動したのでした。このときの黒岡さんもシェーのひとコマだけでほかのアクト全てに通ずるようなおかしみを、最大限醸していたんではないかと。シンくんもホライズンも愛しさや哀しみみたいのがはさみこまれたおかしさなんですよね。
意味は無くても意志のあるアクト。これだ。
あとストロボ指定の絶妙さとか即興ネーミング能力とかみどころが多く、、、
この日のアクトは怒濤だった。一分のすべりもなくひきこんで、曲をしっかり聴かせて、(笑わせてざわつかせて)、初見のおきゃくさんも多かったと思うけど、会場にじわじわとホライズンが浸食していくかんじがわかった。
ホライズンが伝えようとし、それができている。
うれしいものです。観られて。
LOFTは出音がよかったなあ〜

ライブ終わると雪が降ってた。寒かったけども。
ホライズンのシングルがもうすぐ出るんですよ。
今までとは違う面白さが始まるんだと期待しているのです。






20120116

めんてなんす

新年一本目のライブでPAにキレるというかなしいことがありました。直接「テメー!」とか言えたらいいんですけど、客として。
そもそも、予想している出音が違うなんていうのは、こっちの勝手な思い込みなんでしょう。演奏はいいのがわかるのに、ベストからはかけ離れた出音だと感じてしまった。
何度もライブを見てしまうと、そんな部分が気になって音楽そのものを楽しめなくなってしまうんだろうか。
そんときのショックは出音悪り〜よ〜ってことより、それを気にしてライブを楽しめなかったこと。
落ち込んだ(カゼひいた)

昨年末から感じていたことだけど、私はすっかり世界をせまくしている。
自分の世界に気をとられて、色とか匂いとか気配とかを受けとる機能が低下している。
もっとシンプルで奥深い視野を育てたいし、その感覚を取り戻したいです。
やっぱり初心に還るというテーマなわけですね。

思い入れや流れを排除して気分だけの軽薄なリスナーでありたいと、
軽薄でさえ足を運ぶ音楽とはなにかと。

Alfred Beach Sandal/きたざと、ばんせ、PAとくのうさんのユニットをみることができました。アルフレッドのライブは私にとって「軽薄でさえ足を運ぶ」のに理想的です。
たとえば音楽的に曲とか声とか言葉だとかセンスだとか、ライブとして緊張感とか新鮮さとか、わかんないけど色々と、アルフレッドはレーダーチャートにしたらとても優秀なバランスで高評価だろうと思うのだけど、人格的にも、きたざとさんはまったく優等生だなあ(フン。)と思うのだけど、そういう部分はもちろん前提なのでしょうが、もう少し心の部分で私はアルフレッドの音楽を欲している感覚がある。
あのライブを観ると洗われたように俄然気分がよくなる。
よくなった気分をすかさず宝箱に閉じ込める鍵する!だけ!で、あとは何も言わないでいいかんじ。
えもいわれぬあの気分は、いまはきっとアルフレッドでしか味わっていない。

忘れたりもうとりもどせなかったりすることがたくさんあっても、育てられてある今の感覚にはなくしたくないやつもあるわけです。
 


20120108

もー

今更ですが「七針系」って言葉が話題になってた、その発端をよく知らないでかきます。
私もガンガン使ってましたけど、使って面白い時期はとっくに過ぎていていつしか使わなくなりました。
それを言う時には侮蔑ふうの表情を持ちながらもあきらかに彼らの話題性と知名度と才能に羨望と嫉妬があったからです。だから面白かったんだから、今「七針系」を使っている人はおっせーよっていうか、面白くない意味で使っているのであれば、さきがげて使っていた主に私らは遺憾です。むしろ心外です。
七針系という「言葉」はいまや敬意という「態度」に変わっています。
誇れです
七針でやったことないひとびとが入れられてたってもあったみたいですが
どっちにしてもいちいち気にしてんじゃねえよって想いもあるんですよ。
どこへ行ったってまだまだ狭いところでやってるんだから、その先へいくんだから、そっちだけみてりゃいいでしょうがー!
もー!


それと別の話ですが
ミュージシャンなんて結局排他的なんだからッ!っていう思いに新年早々グルグル囚われています。今午前8時なので寝て起きたらわかりませんが
Q「音楽は自己中心的なものではない」
の問いに、「ハイ!」「イエス!」と元気よく答えられるリスナーでありたい。
何をも怖れず音楽を信じたい。
音楽家本人の意図さえ無視して信じるリスナーでありたい。
私はリスナーなんだ という 原点に戻りたい
今年のテーマは原点回帰か
 




20120107

はなすうた2012

あけましておめでとうございます。
昨年とは違う一年を!
いままでにない一年を!

昨年末は年末年末した気分を味わうことができました。
かけこみでhappleやサーティーンや松倉さん、NRQ(牧野さんいなし)をみることができましたし。
サークルサウンズでみたhappleはキーボード二台(正確には三台)にドラムというみためもおしゃれな編成でラップとかもやってました。って書いたらどんなことをやってるんだって思いますね。おしゃれなことをしています。じっさいおしゃれなのってああいう音楽だと思います。
中田くんも、西宮くんも、サークルサウンズのマスターもお元気そうでよかった。
フニャちゃんにApple情報をもらいました。

あとクリスマスのceroワンマン。何もいうこたない!ないよ、もう!
九龍ジョーのあがりっぷりがよかったです。

九龍氏といえば、roji忘年会のアクトもよかった。あんなに安心してついていこうと思える人はいないですね。
これからもみんなのrojiを大切にしようね!

で、やっぱりまた東演まつりみたいなことをやりたいなーと思いました。
こればっかりは「やったらいいじゃん!」でできることではないので
やりゃーできるんだろーけれども
ああいうおまつりができる状況っていうのは私にとって夢みたいなもので、困難でなければ意味のないことっていうかな。

年越しはスーパー銭湯でしました。なかなかいいものだ。
そして年始早々色々と迷っております。
もちろん迷いのないこともしっかりある。
音楽に関わることなんかの発言に関しては私、なんでも理由を言えると思ってしております。
なんでもきいてください。
っていつもおもってるんですよ。
昨年は内で消化できる状況にいたけど、も少し発信できたらいいのかもしれぬ。
意外と日々いろんなことを考えているんですよ。
話をしないといけないようです。
僕にはわからないんだー 僕が何を思ってるかなんてー っていう原点に戻り!
 

伴瀬朝彦とMC.sirafuのけがれたかげさいこーでした。
今年もよろしくお願いします。