20160728

わかるわからない

意思疎通のできない人、と
そう思ってしまったならそうだったんだろう。
ある時から、という。
最初は違ったということだとしたら。
あきらめられなかったというのか、認めたくなかったというのか。
わからないと思ってしまった自分が許せなくて、
わかってくれない人と思われている自分が許せなくて、
仕事として能力のなかった自分が許せなくて、
他者のせいにしたのかもしれない。
わからないってことに異常に怯えてしまったのかもしれない。
 ああいう結果を起こすことはあり得ないと言えるけれど、
こういう感情が起こることはあり得ると思う。
だとしてもとくに報道はされない部分だろうし
そのくらいしか私には想像がつかないような、ただただあり得ない話なのかもしれない。
いまはなんだかもう感情が湧かない。
なんなんだろうな…




20160723

夏と八月

アメトーークの高校野球が面白かったとても。
やはりスポーツのオモシロイ話は人からきくのがオモシロイ。
ナンバー読むとかもオモシロイけど、読んだ人が話してくれたらなお良いかもね。
夏なのね。
夏のせいだか、ビールいっぱい飲んでしまった。
もうビール飲まなくてもいいかもくらいに思っていたのに。
夏はそうなのか。
と毎年思うのか。

ペガサスが海の日何やってたかっていうと、
やっぱ夏だから「花火」をやったのかな〜って自分のビール論と無理に合わせてしまったが、夏じゃなくてもやってたね。
「たいぼく」も通年やってますもんね。

つていう、花火やたいぼくを聴いて夏だからって思う、
っていう感覚がある。
突然だけど、大好きだった私の叔母は戦争未亡人だった。
旦那さんは結婚後すぐ戦地へ行き、亡くなったという。
少し大きくなるまで、知らずにいた。
戦争というものを知った小学生の夏休み、毎日飛行機の音が怖かった。
成田から飛ぶ旅客機の音が比較的大きく聞こえるだけだったのに、夏中怯えていた。

その感覚って程度は個人差あれどほとんどの日本人が持つチャンネルだと思ってたけど、
なぜか、日本政府が沖縄を侵略している。私にはそういうふうにしか見えない。
あの頃の「兵隊さん」と、いま送られている機動隊と。
苦しく思う


と、絡めてしまったことはペガサスに申し訳ないです。
この一週間の私の中の(軽率かもしれない)イメージからの、はなし。
はいからさんが通るも読み返しちゃったし。



しつこく言えば今回のペガサスのよみきかせコーナーは
水木先生が戦時南方で遭遇したある奇妙な村のある人物のおはなし。
と言えばある程度の人は信じそうな。
でした。

ともあれ。はいでい体験はえみふる。かるく二日酔い。






20160721

海の日

飯田さんの紙芝居が冊子になって円盤で販売してました。
いま二冊、今後隔月で出るとのこと。
もちろん、かいもうした。
海の日。
今回紙芝居ではなくあの世テレクラでした。何回見ても最高ね。
絵も物語も芝居もアイディアもすべてすばらしいってすごい。
あと人がかわいいから。
飯田さんの建物の描き方も私好きなんだよなー。

服部さんにみずきちゃんのサポート、思ったよりずっとマッチしてた。
しっかりきまっててとても良かった。
みずきちゃんが服部さんの音楽をよく理解してるっていうか
あの人の持つ純粋さや愛を汲んだ、
あれこそ「サポート」だなと思いました。
正拳突きがちゃんとリズムになってたもんね…
あの二人での演奏はなんかとても縁起モノっぽい雰囲気だったので、お正月とかにやってくれたらすごくいいな。
もててもてて困るのオリジナル聴けたのうれしね。
みずきちゃんのコーラス笑


20160716

あめもよに

たぬきそばはたぬきのおかげで、てんぷらなのにやすあがり。
上野茂都さんの円盤月例会、かなり久しぶりに行きました。
ホプケンでは、ふちふなさんとばんせくんの共通点として上野さんの話ばかりすることになり
ふちふなさんは上野さん提供の楽曲を、
ばんせは上野さんのカヴァーを、やって
渕上さんが上野さんを「がっかりしたこととたべもののことばかり歌う人だと思っていたら、最近ムーディーだという噂」といった話をしてたのを思い出しながら、
円盤で上野さんを観る。
ばんせが参加してだいぶ経った。
だいぶかたちになったようで、ばんせプロデュースでアルバムが出る予定。
そこを目指して二人でやってきたわけで。
最初は「ばんせお手製打ち込み」みたいなので試行錯誤だった「ムード歌謡」のリズムも今日はみしませうこさんが参加して、初めて、バンドというかたちに。

私は、そんなに上野さんの活動に詳しくなくも書く感想なのだけれど
上野さんは円盤創業時からの定例会100回を越えている。
伴瀬が参加する前は常に携えていたであろう三味線は一旦置いて今はギターだけで挑んでいて、
湯呑みでお茶を飲みながら、一曲一曲お話をしながらひとり三味線を弾いていたのも懐かしく思うのだけど
上野さんは「バンドみたい」と言って楽しそうに歌っていらした。
じっさい、どうなるのかなあと思っていた伴瀬プロデュースも、上野さんは楽しいんじゃないかと思う。
伴瀬も、上野さんの曲のためにたくさん考えたと思う。
上野さんの曲は確かに、がっかりしてるし、たべものもたくさんでてくるけど、
うつくしい曲もたくさんあって、
そのうつくしさというのは、本当に上野さんの隣近所にあるようで、何気なく、はかなくも続いている、まさに日常なんだろうと思う。
言葉を選り、上野さんならではの節をつけて、なんでもないお茶がおいしいなとか、やっぱり豆腐はあそこの店だなという感じに噛みしめるような、そんな歌。
面白い歌詞に注目しやすいけれど、メロディもキレがあるからこその引き立ちなんだろうな。
伴瀬が上手に歌った「あめもよに」も、
ふちふなさんの素敵な「ふちがみベーカリー」も、
オリジナルである上野さんの歌のほうが、やっぱり、良いのだ。
そう感じたら、ただパンの歌なのに、涙ぐんでしまった。
これからレーズンのこと、ほしぶどうって言いたくなった。




20160714

ブルーハワイ

いま一番欲しいものは、美智子さまの写真集です。
立ち読みして、あまりの美しさに感動した…
お若いときも、いまでも、美智子さまの美しさは女性として憧れね。
生前退位のニュースを見ていたら泣いてしもた

参議院選挙結果はともかく面白かったです。
昨日のプチ鹿島さんの特番全局レポートが一番面白かったけど。もっとききたかったな。
すぐに都知事選とはこれまた。

選挙で思い出すのは、新内閣組閣の記事を母が読んでいるのを
父が嫌そうに見てたことで
女が政治に興味持たなくていい的なことも言ってた記憶。
私は幾つくらいだったか覚えてないけど、ふーんそうなのか〜って思った。
父と母の間のシチュエーションもあっただろうし、田舎のことだし、死んじゃった父に反発する気持ちはいまも特にないけど(むしろ母突然何だったのと思うくらい)
政治のこととなると、なんか思い出す。


先週、とても暑かったので、おやつをかき氷にした。
電気でブーンてかくやつ。
そしたらみんなとても喜んでいて、かき氷スゴしと思った。






20160711

うりずんサンセット、おつかれさまでした。

初めてバスタに行ったよ。
そのうち、あそこからバスに乗ったりするんだろうか。

うりずんサンセット、ありがとうございました。
ビバ☆シェリーの来東にあたり、みなさんにご協力&ご興味いただけて本当に感謝。

前の日に、書いたことがだいたいそのままだった。
HAPPLEのラップオンリーライブをたくさんの人とみられたこと、
久しぶりに観るビバ☆シェリーにがーんてやられたこと。
カタオモロがやっぱりスバラシかったこと。

なんつーか
はじめオクダサトコから相談をもらって、
伴瀬がアイディアを出して動かしてくれて、
オモロやってもらえることになって、
オモロって簡単にやれるもんではないのは観たらわかると思うけれど、
シンくんはとても忙しいなかオッケーしてくれて、
それはやはり、ビバが来るなら一肌脱ごうという気持ちでオモロやってくれたんだと思うし、
メンバーもそれぞれに忙しく生活しているなか、
いっしーがフライヤー作ってくれたり、会報と箸もだし、
オモロもHAPPLEもすごい練習してくれたと思うし、
HAPPLEに、別にバンドでよかったのにラップでやって欲しいと私の我欲だけでお願いして、承諾してくれて、
土岐さんはカタオモロとの最多対バンの人かと思われ、
たくさんイベントのあったなか、たくさんの人に来てもらい、
明日大阪行かなきゃいけない人たちも来てくれたり、
なんか、カシーフさん、なんで出てくれたの?笑
とか、ビバにアサダマオが参加したことはけっこうイベントの意味を厚くしていたと思うし、
セブンスお借りしてミヤジくんが面倒見てくれて、
PAさんもいつも、演者がやりやすくしてくれるし、
お客さんも含めてあそこにいた人がそれぞれのパフォーマンスをした結果、よいことだけしかないような、こんな感じってあるんだなと思った。
みんな実力があるからだし、なんつーか
意思のないものがないような
受身だけでなくとても能動的で
やり切るとか、楽しむとか、緊張とか、みせつけるとか、愛するとか、
それぞれすべてのひとが確かなどっかをみつめているような
アクティブな空気しかなく、
こんな感じ、あるんだなあと思った。

カタオモロなんか、考えちゃえば謎しか残らないわけだけど
誰もなんも文句なんてなく幸せで終わるんだもんね。
でーじろうに会えて嬉しかったなあ。
ビバ☆シェリーがいつものアクトに比べてどうだったのか、東京でやり切れたのか、きいていないけど、あれを観たら、そんな心配もいらないと思う。

なんかすごい場所だったなあ、
それは全然、あるんだなあと思ったことが、私には衝撃だし、不思議。
早い入場から、前の席から順にキレイに詰まってく会場を見て、すでに衝撃だったしね。
というのが、イベントの個人的な感想。
オモロのレポート的なものを期待して読む人がいたら、ちょっとすみません。















20160709

初夏に吹く

明日、うりずんサンセット。
個人的には、盛り上がっています。

明日は、足をひきずるほど振り付けをやったふたりと、風邪の人ひとりの、HAPPLEらしい。大樹くんは元気かしら。
HAPPLEはもう次のアルバムの話をしているし、いまとってもライブが良いので、ラップオンリーで呼ばなくても良かったかなあ…てちょっと思ったんだけど、東京のみんなとHAPPLEのラップオンリーライブを観たいという私の悲願もあり、もう見納めくらいの気持ちで楽しみましょう。あーたのしみー。

ビバ☆シェリーを観るのはほんとに、何年ぶりだろうか。
オクダサトコのソロだって、かなり前だ。
とんちれこーどのつながりがなかったらきっとビバのこと知らなかったと思うけど、知ってしまっているということは、知ってしまったということだ。
ちょっと意味わからないですが、いま私がビバ聴いたら、結構すごいんじゃないかと、緊張してます。
楽しみってことです。

カタオモロにも久しぶりに会います。
片想いのコピーバンド、カタオモロ。次いつ観られるかわからないから来て、と人にたくさん言いました。あんまし会えないことに意味がある。
まあ意味とかないけど…
意味とかないけどやっぱ素晴らしいって、明日も思えるといいな。
でーじろうや伊志嶺や謝花に会えるの、嬉しいので
しばらく経ってしまったけど、今のカタオモロへの期待でワクワク。
このワクワクがなによりカタオモロ。
なんか謝花がスマホにしたっぽくて事件だと思ってたらガラケにしただけっぽい。なんだよ。まあ、あの携帯変えただけでイベントだな…

明日うりずん、日曜選挙。イベント越えて来週もがんばって働こう。









20160706

うりずんサンセット

2016年7月9日 土曜
渋谷 7th FLOOR

「うりずんサンセット」


ビバ☆シェリー(京都)
HAPPLE
カタオモロ


開場18:30 開演19:30
料金 予約2500円(D別) 当日2800円(D別)

ご予約
電話予約: 4/16(金)7/8(金)(15:00〜20:00 tel:03-3462-4466) 








20160703

うたをうたうなら6月だ

持ってったナイツのCDを行きの車の中で聴いて、おもいのほかみんなに受け入れられて嬉しかったです…!
CDよりDVDをたくさんみちゃってたけど、改めて聴くとCD凄い。
休ませない小ボケの応酬。秀逸な言い間違い。聴いてる人にも塙さんにもやさしい土屋さんのツッコミ。
聴いたあとずっと言い間違いを使いたがるみのさんの瞬発力には感心したものです

出発時にドアの鍵が取れなくなって、ほんとに取れなくって、20分くらいやってた。鍵が取れないという状況の20分は長い。なんとかしなきゃと思い、ネットで検索して、アレンジした方法を試し、「これで取れなかったら鍵の救急車だ、そうなったら黄金町には間に合わないだろう、ドアの神様頼む…!」と念じたのが効いたか、とれた〜神よ〜
ああこれで、ペガサスに会える…
そしてばんこぼの協力のもと神奈川にインできました。ありがとうふたり。今度は回転寿司行きたいだね。

黄金町にはかなり久しぶりに行きました。
ふたつき近くあいてしまったわけですね。ペガサス。
あいちゃうとたまっちゃってきんちょうしちゃうんだよなあ。
最初うまく聴けなくなる。

はじめに石を食べるうたを歌っていた。
いや。はじめの歌はべつの曲だよな、、、。
語りをはさんで組曲のようになっていた。二声が大変良いのだけど、そこを堪能する猶予もないまま、おかしなことになっていく。
田島征三さんの絵で民話をよみきかされているみたいな、とまどい。
かんぺきに、伝承の完成。
愛媛では石をお供えしないと飢饉がおこると云われ祀る神なのだよ、と言ったらある程度の人は信じそうな。

夏だなあって感じした。
私には「フェニックス」は夏で、黄金町の夕暮れや川沿いにはまって、より夏っぽい。
孤独から孤高に成っていくさまがみりょく。

去年の6月は阿佐ケ谷で観た。
あのときは、また別の意味できんちょうしていた。
あん時はふたりペで、そうすけさんもいて、
私はまだあんまり、ペガサスのことを解らず、
解らないながらもともかく感動していた。
一年経ても、そのへん、そんなに、変わっていない。
今年の6月は4人で、なんかふつうにかっこいいバンドなのが、ちょっとおもしろいな。
かっこよかったです。
そしてもっとペガサス観たいなあって気持ちも、特に変わってないかも。

一年前を強調する理由はないのだが。思い出すのが好きなんだな。
阿佐ケ谷のことよく覚えてるから尚のことなんだろう。
そして2016の黄金町のペガサスも来年思い出す気がするし。
ペガサスは、励みです。








20160702

ふちがみとふなととばんせ



二日間でいつもよりビールを飲んだ。
移動した。
私は車にのっけてもらってただけなんだけど、大阪ってこんな近いのかあと思った。

ふちがみとふなととばんせ。
それができる日がきたのは、杉本さんの気持ちだけ。
思いだけでほんとうになることの意義を私は改めて見直した。
思いつきじゃなく、思い。思いつきから成る、思い。

だからやってみてどうなるかなんてあまり気にしていなかった。
ある意味もっと気にするべきであったし
ある意味やっぱ気にしなくて当然だった

始まる前も、終わってからも、私が言葉にすることはない。
ただ、よく使ってしまうこのセリフも、初めての意味を持っている。
初めて、衝撃ではなく、震撼でもなく、奇跡でもなく、ここにあることをそのまま受け入れて言葉をなくす感覚を味わった。
ふちふなさんが終わったあとにひとりになってちょっと泣いた。
初めてほんものを見て、はいりきらない感じだった。

それと、初めて、伴瀬の「牛」って曲が、「牛」って曲として讃えられた気がして、本当に嬉しかった。

私の牛の話。

一番はじめに「牛」を褒めていた人はしょうちゃんだった。伴瀬さんの「牛」って曲がすごいんだよとカウンター越しに教えてくれたのを、「牛」を聴くたび思い出す。

でもそれきり、「牛」は、ほんとの牛みたいな存在で聴かれ続けてたように感じてた。
私は「牛」から透かして見ているものがあったのかもしれない。

だからふちふなさんが、この日に初めて聴く「牛」を
その場で理解し育んでくれたことで、「牛」が生き返ったような気持ちになってしまった。
単純に、素晴らしいセッションだったと言えばそれでいいのだけど、
私にとっては何年越しかでずっと求めてたものだったような気がした。

この人たちは音楽なんだなと思った。
牛のことありがとうって思ったけど、さすがにそれをふちふなさんに伝えるのはずうずうしいので、拝むように感謝の気持ちを心で。

ウシウシ言って大袈裟かもしれないけど、私がついにふちがみとふなとに邂逅したその象徴が、牛。

ホプケンでおいしいものいただいたり、
佐々木さんに高校野球のはなししてもらったり、
お風呂のあとにたこ焼き食べたり、
鍵が取れなくなったり
滞在約20時間大阪を楽しく過ごせました。
杉本さんテラシマさんはじめ大阪の街のみなさん、どうもありがとう。
楽しかったです。

今回もお正月のばんせクワルテットでおじゃまさせていただき、みのさんはDJがあるので早起きで先に帰り、我々も鍵を抜いて帰京、ばんちゃんコボちゃんのご協力のもと、私はアモーレペガサスに会いに行くことができたのでした。つづく。