20090926

はじまるよ

おおきなおしらせ。
年末にこんなことが起こりますよ。



東京の演奏まつり(仮)

2009年12月27日(日) 
下北沢モナレコード 
開場20:30 開演21:00(翌朝終演)

 

出演
 
あだち麗三郎
いなかやろう
OWKMJ(俺はこんなもんじゃない)
片想い
倉林哲也
ジオラマシーン
スッパバンド
cero
轟 渚
灰緑
表現
ファンタスタス
ホライズン山下宅配便
松倉如子と渡辺勝
三輪二郎
吉田悠樹

(あいうえお順) 


これだけの演奏が揃ってなんと料金 2,000円+1D ですよ!


つまりオールナイト。
モナレコの3Fと2F を両方使いますよ。
 
 
片想いのMC.sirafu氏と私東演の共同企画です。なななんと。
酔ってもMC.sirafuもチェックしていってください。


とにかくここまでは、このみなさんに出演を承諾していただいたことを感謝します。  


すばらしい夜にしたい。
みなさんぜったい来てください。 


道のりは長い。
おもしろいぞ。 

20090925

さいきんのしゃしん

たかぎくん



 


デーモンズ
 
なぜかまめっこは上半身裸。






おおしばくん。
ストラップがチェーン。


 
 
円盤


DJとMC
のときの、シンさん。




すっぱバンド



 
いたるまつり ひかりまくり

浴衣はえんちゃん






 










20090921

東京の演奏5、終演




ご来場いただいたみなさん、ありがとうございました!!
そこにどんな演奏があるのかなんて、終わるまでわからないです。
それでもおもしろいものが観られるんじゃないかなあって集まってくれたんだと思います。
それはなんてすごいことなんだろう。
シルバーウィーク(このネーミングは安易さがいい。)の初日にこの東京の演奏を選んで足を運んでくださったみなさん、ほんとうにありがとう。
 

さて、どうだったのだろう。
楽しんでいただけたのでしょうか。
感想を知りたい。
どきどき
 


写真がどうしようもないのしか撮れてなかった!わー 


でもこんなかんじで今回は。夜景をバックに演奏してもらうことにしました。


 




アナホールクラブバンドから。 







いっそん君 ばんせさん 一楽くん 




白鳥くん えんちゃん 



アナホールは5人編成。
いままで幾度かの変換があり、今はこのようなかたちになりました。
いっそんくんがいてくれて、えんちゃんのサックスというのは安心感の部分。そして白鳥くんの尺八というのは決して奇をてらうパートではない、というのは観ていただいたとおり。そして一楽くんのドラムで一気に華やぎが生まれました。


 
ばんせさんが よし!と思える
思い切って演奏できる編成が出来上がったらしい。
私はアナホールの経緯をみてきたわけじゃないけど
春ごろからのアナホール(在って無かったような)からすると
今ここで、東京の演奏でその実りが披露されるというのは奇跡的であり
なんてラッキーなんだろうとしか思えない。


まあそんなことどうだっていいよね。
ただ良いライブをみせてくれて嬉しいだけです。  
アナホールクラブバンド
格好良かったでしょう?
まあ一応言っておくけど伴瀬さんは声ガッラガラでしたけどね。
でも伴瀬朝彦って格好良かったでしょう?


えんちゃんは今回アコーディオン使ってませんでしたが、演奏前に行ってた通り確かに鍵盤ハモニカいけてた!えんちゃんダブルヘッダーお疲れ様でした。ペンギンはどうだったかな。






吉田悠樹と尾林星 


 
× オリンポシとユーキテラス
○ オリンポシとユーキラテス






やあやあ。
最高です。このふたりは。
今回ニコ吉田氏がニコ吉田にもかかわらずギターを弾くということを伴瀬さんが「詐欺だ」とさえ言ったりもしていましたが、もともと吉田さんはギタリストだったわけで、ここでそれが観られてぞくぞくしましたよ。しかも尾林くんのギター、フランケンくんを吉田さんが使っていた!


んで見事に二胡弾いてる写真は無いです。
 

やはりフランケンくんの音が独特であること、尾林くんのギターの演奏は尾林くんであることも確認。尾林くんはいつもはカラフルなのに、吉田さんと一緒にやるとき(ギタリストであるときということかな)、ものすごい透明感を出す。それがもの凄く美しい。

「12月のカエル」(パイカルの名曲)では本気で感動しました。酔いしれた。
あのふたりでギー、キュルキュル、ってやったとこ(観たひとならわかるよね!ね。)で「気」が通った。通っちゃった。
強やかで鎮かで、意外にもやさしい、ふたりの演奏はかけがえがない。


 
私が褒めてもあの素晴らしさは褒めきれないです。
ほんとに嬉しい。


またいつかひっぱりだしたいなあ。


 

こちらリハ時
若干かみあわないMCもふたりらしくてモエ







最後 山中夏樹 押田千紗代




彼らをトリにしたのはやはり、どうなるかわからなかった、から。
ふたりで初めてのライブ。
ふたりがどうなるか、観たひとがどう思うか、
そして私が、彼らがそういうバンドなのか、わからなかったから。


でもなんだか逆な気もした。
私はずっと彼らのことを知ってたような気もした。


結局わかったかな。山中さんの曲は「山中語」なのでした。山中氏は英国留学の経歴があるくらいの人なので単純に英語なんだと思ってたからそれを押田さんからきいたときは衝撃だったけど、その山中語でコーラスを習得した押田さんにもさらに衝撃受ける。


押田さんがうたうパートがあったけど、あれは意外といなかやろうでは知れない押田さんの歌声で、素敵じゃなかったですか?
押田さんが大好きな私としては、照れてしまうくらいに素敵でした。
そしてやはりドラムがいなかやろうではないもので、逆にいなかやろうを意識できたり、なんかどきどきてしまった。


そして私がいま最も気になるのは、山中夏樹がやりたいことをやれたのかどうか。
ロッチリアが事実上活動休止になり、山中ワークをやりたくなったら私のとこでやってほしいと伝えていたんだけど、ある』時(そうあれはグッドマンの自販機のところで)押田さんと組んでやってみたいと山中さんが言ってくれた時から、ふたりの挑戦が始まったのでした。


そう。私にとっては挑戦にみえたなあ。
すごく大変だったと思うし、だけどきっと楽しかったと私は想像してます。
 
オルタナっこだった(まあそんなたいしたもんじゃないが)私にとっては、山中さんの曲はとてもしっくりくる。衝動も品もあるところが好きだ。
ただあのふたりでやるとそういう概念がふっとばされるような感覚ですごくよかった。


 


彼らに関しては思うことがありすぎるうえにまとまっていないので
ちょっともうやめとこうかな。


当日山中さんは病人でしたが頑張ってくれてありがとう。
そんなこと書くなよと思うかもしれないけど一応書いときます。





ただただすべての演奏が良かった。
私は彼らとイベントが出来てほんとに誇らしいです。
彼らに出演してもらえて、ほんとに光栄なんです。



そして一緒にイベントを進行してくれた
箱庭の室内楽の西川くん、イベントなんかやったことないのにスタッフやってくれたつなぎくん、くまちゃん、まりえちゃん。ありがとうございました。
彼らの協力がなかったら出来ませんでした。
私に課題はいっぱいあるけどいくらか進歩したと思います。
だめだしもあるだろうけど。




 


うーん、おきゃくさんがどう思ったか気になるなあ。
それでも良いイベントだったと伝えてくれた人もいるから、そのひとたちが楽しんでくれたことはとても嬉しい。
どうもありがとうございました。


第一回目の東演からもうちょっとで一年です。
すっごい前だった気がするけどまだ一年かい。
これからいくつのイベントをやるかわからないけど、
もう少しやりますよ。
まだまだ伝えていきたいことはあるから
じょうずに伝えられるかわからないけど
気づいてもらえたら、受けとっていただけたら嬉しいです。 
これからもよろしくお願いします。


 


20090918

つづきのつづきはまた明日。

ほい
みくしーをコピーしていますがちょっと違うよ
 

地味に5回目です。 

東演史上初の。初のことがいろいろあるよ。 


そもそも初登場のバンドばかり。 


アナホールクラブバンド然り 
山中夏樹 押田千紗代然り 
吉田悠樹と尾林星だって信じられないかもしれないけど初登場だよ。 


たとえば片想いのばんせさんだとか 
ファンタスタスの尾林くんだとか 
いなかやろうの押田さんだとか 
 

全然違うと思うよ。 

でも、それを見ることで彼らの本質がもっと見えるかもよ。
見えるよ。そこなんだ 



アナホールには一楽さんというドラムのひとが入ったよ。 
ドラびでおさんの息子さんだって。 
それはともかく、ばんせさんが面白いというからには、きっと面白いドラムだよ。 
楽しみだよ。 


そして世界の二胡吉田がついに東演登場だよ。 
意外とファンタランド以来のからみだよ。 


そして箱庭の室内楽の山中氏がギターひいてうたうよ。 



嵐かもしれないけど嵐でお客さん来なくてもやります。 
贅沢な演奏会を、どっちにしても私たちは勝手にひらきます。 
でももちろん来て 
 


明日は 


アナホールクラブバンド 
(ギター 伴瀬さん/ベース いっそん君/サックス えんちゃん/尺八 白鳥くん/ドラム 一楽さん)

吉田悠樹と尾林星 
(二胡 ニコ吉田/ギター 尾林くん)

山中夏樹 押田千紗代 
(ギター、ピアニカ 山中氏/ドラム 押田さん)



という順番で 
たぶんいろんなひとがうたうよ



彼らをよくみてください。 
彼らがいかに音楽とともに生きているのかをよくみてほしい。 
きっとそれは楽しいことだから。 




で、明日はラムコーク出すことにしました! 
今日決めた 
ラムと泡盛は裏切らない。 





美しい夜景で ラムコーク飲もう。 


 


明日は派手さはないかもしれない。
でも私のやりたいことがすこしずつ叶っている、
そのはじまりにふさわしいラインナップだと思う。
 

どうなのと思われてもですね
音楽を聴くことと、ひとをみることは、私にとっては同じ。 
会いにきてください。彼らに。 
素晴らしい音楽家たちがいるので。 
天候が悪いかもしれないけど 
来てくれたら嬉しいです。 


19時開演。

 

 
ここもよんでーな

20090917

東京の演奏5 919


今回はそれぞれのバンド名をそれぞれのメンバーのかたに書いていただたフライヤーです。ステキだろ。だろ。前回土岐くんが描いてくれた夜景が私はとても気に入っててみくしーのプロフやコンピのブックレットの最後のページでも使わせてもらってて、しばらくこれは東演マークとして使わせてもらおうと思ってます。今回は切手みたくした。 

きみからの手紙、きみへの手紙。 

音楽届けるひとたち。 

受けとるわたしたち。 

つづく。

おもうつぼのおとなたち

DJミステイクとMC.sirafuでなんかすることになって、円盤にて披露される。 

すごいふたりだ。 
 
私はなんとなく、ミステイクが前面に出るものを想像してしまってたんだけど、DJとMCだから、ミステイクとシラフがデュオみたいんなっていて、それがよかった。 
ふたりともばかっぽくて、かわいくて、くだらなくて、全部わかってるのが、格好良い。 
 
 
シラフってのは、こんな音楽生活してるひとを私は知らないし、私が東京の演奏をみていくうえでとても理想的な(夢のような)音楽家であって。シラフというひとの存在が音楽なのだと思う(イロイロなことを端折っていってしまうが)。面白くってしょうがないのね。 

 
ミステイクをみていると、ミステイクと話していると、ミステイクの歌詞をきくと、こうだと決まってることなんてこの世にないのかもと思う。すべてはおまえが決めることだと笑顔で言われているようだ。もしくは全てミステイクが決めていたとしても私は異存無い。 


そんなひとたちが集めるメンバーはいつも私たちの近くで音楽を聴かせてくれておるひとたちばっかで、彼らの演奏を聴いて私は誇らしく思った。私は彼らとは演奏することはないのに、それでも、このひとたちの音楽活動(今回こうして集まっていることとかも)を知ってること、そんだけでも、誇らしくおもわざるをえません。
 
次はもっともっと裏切ってほしい。傷つくほどに。とさえ思う。 


そうだ。彼らの音楽は。格好良くて笑ってしまうので、いろんなひとの目にふれるとよいなと。



それからスッパバンドでベースを弾くミステイクはとってもクールだった。スッパバンドはひたすらクールだと思う。彼らは家族みたいだなといつも思うんだけど。それはウォーミングなこととかよりもっとリアルな家族の雰囲気。
 
スッパバンドのメンバーは格好良い。

前日に高城くんが「海岸線」をカヴァーしてたね。 


なんだかたくさんのものがひとつになっていくんだけど、ほんとはぜんぜんひとつじゃないし、それでも大きいひとつのものだったりするし、複雑にはならなくていいから、膨張すればいいのにと思う。 
 
円盤で。  





 

月のこどもたち

たかぎくんが
ライブハウス、エレキ、をもってしてすごい良い弾き語りをした。
面白くないものと思われがちの弾き語りで、面白いことをするひとのひとりである。
方法、スタイル、だけでは伝わらないものを、あのひ
高城くんに「よかった」って言ったひとたち、特にミュージシャンたちは感じてたんだろなと私思うし。
「透きとおった水の底に沈殿する泥」みたいなものを。
たかぎくんはひとりでひきがたりやる時に、えもいわれぬ雰囲気を醸すので
怖いの。
それがすごくよい。


あの、デーモンズのことは阿佐ヶ谷茄子食堂でたかぎくんがかいてるとおり
ああよかった!観れて!
 

ねずみバンドは。尾林くんがベースで加入してからはじめて観ましたが。 
だからどうなったとかこうなったとかよりも、今のねずみバンドってことなんだが
ゆきんこちゃんもれんりーも変わってないのに
今のねずみばんどね。
 
何もかくことが思い浮かばない。
それはよくないからじゃなくて
よいことの断片をみせても全貌をかんちがいしてしまいそうだから
何も言いたくないので
またこんど ! だ。 

20090914

いかしたなかまとロックしよう

翌日はいたる祭りで片想い


ネコトラコンサートを思い出す体育館のステージ






どういうシチュエーションでも自分たちの音楽をやれるバンドは格好よい。
私はいなかやろうのことを思い出していた。
いなかやろうもいたるのどよめきっていうイベントでたまに演奏をしている。
そしていなかやろうも結構どこでも演奏する。
突然の新曲に驚き。
「ネコトラロック」を片想いで自由にやったらああなるのですな!
なんかいいお祭りだった。
ちゃたにさんすごい




私は今シンさんとシラフさんが働いているよりみちクラブというとこでいまバイトをさせてもらってるのですが、そこはまわりの子達とは同じリズムでは遊べない子たちが遊びに来るところです。小学生から高校生までいろんな子がいるのですが、マンツーで、彼らのペースで遊ぶのです。私が「今日はコブタ」とか言うのはそのことです。そいでいたるにはよりみちの卒業生がたくさんいるそうです。
 

いたる祭りにはコブタの子もきたし、うちらも自由に遊びにいけたし、
ネコトラバンドじゃなくて片想いとして、いたる祭りで演奏したことって、すごい機会だったんじゃないかなあと私は思いました。じっさいどうなのかはわかりませんけど。

 
そしてまあ
おしごとしながらぼんぼんスパイラルのライブやミステイクバンドやジオラマの録音やらやって、いたる祭りでまさかの新曲を披露する、シラフはすごいなあと思いました。
 

そうやってまたいつものメンバーが集まる場所ができるけど
それぞれの生活の中でその音楽に会いたくて集まる、
その音楽をしてるひとたちに会いたくて足を運ぶ
幸せですね
私たちは大人だから、いろいろなしばりがあるけれど、
おとなだから好きなことができるね。

んーと、いや いいたいことはそんなべつにないけど、片想いがとても好きだなということを、体育館で思ったことを、伝えたいですね。


 

ロジライブ 生きてりゃまるもうけ

今回も集まっていただいたみなさんありがとうございました!
 
すごいめんつだとおもう


 

何も考えずともみな仲良しの良いミュージシャンたちなのでまかせられる
 



 

にわかに強い雨が ロジは山小屋

 


 

高城くん

 




 

みわじろう


 

ばんせさん



はりねずみ






はい今回も良いミュージシャン、良いからみがあり、

お客さんもたくさん集まってくださり、

勝手にいいかんじに進みました。

MC.sirafuがおしごとで船酔い止めに飲んだお薬で酔う、という全然シラフじゃない状態でかわいそうで、ひさしぶりの伴瀬さんとの演奏も楽しめたのかどうか、でしたが結局ステキなエンディングだったと思います。

少なくとも私はいいもんみたなと思います。

じろうとばんせのたいばんも無事実現し、特にじろうがたのしそうだったのでよかたです。

つぎはばんせさんがアナホールクラブバンドで東演5に殴りこんでくるので

あ、うれしいな。

まだまだ続きます。

ラブって言ってる!

ハイミドリのシェルター。おきゃくさんめっちゃ入った。
はしゃいだ。
イロイロどうだっていい。
とにかくはしゃいだのでした


底辺バンドの象徴みたいな顔をして無善寺でライブを続けていたハイミドリが
学校卒業してから楽器を持ってバンド始めたやつもいるハイミドリが
なんだか知らないけどピーヴァインからCDを出すことになって
そんでシェルターなんておしゃれなとこでイベントだ。
はしゃがずどうする。


あれこれあるよ。
観てないひとに伝えたいことは。
あれこれあるけど
でも何も書きたくないよ。



超たのしかったもん。
超かっこよかったもん。
超感動したもん。
何も書かなくて、いいよね!



ボンボンスパイラル

しゃぼんの活動休止後、ナナエちゃんとアキタくんが始めたユニットです。

もともとふたりでしゃぼんケットなどやっていましたが
名前も一新
それは新しい一歩


だと
いうのは、彼らの演奏をきいて気づいた。


今回は(というか初回からってことだけど)MC.sirafuを交え
三人の、それはとてもやさしく強い音楽だったのです。
探り探りで未完成であっても、私はこのひとたちのファンになった。
私としては、これ以外のことをやってほしくないと思うくらいハマった。
確かにすこしづつやさしい音色の楽器を増やしていけば壮大になったり厚みが出たりするだろうけど、
私はあまりそっちには興味がわかない。
くらいに、三人の演奏に満たされたのでした。
それは簡単に云えば愛。


アキタくんがライブ中、意味も無くナナエちゃんのギターにちょっと触ったりしてたのが
目に見える部分のそうゆうことかなあ。


そうナナエちゃんは初めてギターを持ってうたったのでした。
最近、ナナエちゃんは変わったなと私は思う。
前からそんなによく彼女のことを知ってるわけじゃないけど、
初めて会った頃のナナエちゃんと違うのは、今の彼女は開かれてるカンジがする。
御殿場に来たナナエやちゃん、御殿場でたくさん友達を作ったナナエちゃん
そしてボンボンスパイラルのまん中でギターを弾いて唄うナナエちゃんは
きらきらしている。


ナナエちゃんのうたは素晴らしい。
私は胸がいっぱいになるのです。


そして彼女のうたのためにある演奏はやはり美しいなと思ったのです。





20090911

あした路地にて

12日土曜日、我らがロジにてライブです。


 
出演

 
三輪二郎
 
伴瀬朝彦(アナホールクラブバンド)
 
高城晶平(cero)
 

からむ人 MC.sirafu
 


20時開演、チャージ1,000円、オーダー別。

 

JR阿佐ヶ谷駅北口、ロータリーの向って左前のスターロードという商店街を入ってすぐ。
八百屋さんの向かい、よるのひるねの手前です。
 

きたこと無いかたも、いつもの面々も、集まってくださいね。
明日は  け、 っこう!!な、イイ、ことに、なりそうだよ。
 

20090909

東京の演奏5の出演者たち

おかげさまで5回目です。
はじまるようでなかなかはじまらない。
でもとっくにはじまっているのかもしれない。
東京の演奏ってなんだ。


最近思うのは、どうやら東演には一応特徴があるらしい。
それを今回仮に「東演イズム」と云うことにすれば
そんでそれはどんなイズムよということは説明しないで進めるけど、
過去出演していただいた方たちはみなさんそれを理解して出演してくださってたということです。
そのせいで却って良い演奏が出来なかったというひとも多い。
なんだかそうなってくると
ウチの店は私語厳禁でい、とかなんか、ウッサイルールを押し付けてくる店みたいな、もう私ならそんな店こっちからお断りなんだけど、そんくらいの空気すら感じますね。


つまりプレッシャーですよね。
そんなのがあるのがよいことなのかどうか。


でもね、結局そういうのは、出演する彼らが築いてるものなんですよ。
おまえらが勝手にそう決めてんだろと私いうことできるわけです。
だって東演イズムなんて私の一連の行動や発言からなんとなく形ができたものであるかもしれないけど、それが「ひとつ、とうえんとは」なんて紙に書いて配ってるわけでもないし。


それでも、彼らが共通して「東演だから」っていう考えを持って集まって演奏してくれることは、「だから何」ってのが何であれ、もしくは誰にもよくわかってなかったとしても、やっぱりそんなにありがたいことはないのです。


そして、それを期待してくれるお客さんもわずかながらいるとも感じています。


私は、もっとネームバリューのある企画にしたいと思ってます。正直そんなのいらないんだけど、結局今出ていただいてる方たちのために、それしかやることってなくて。あそこに行けばなんかいいものが観られると思ってもらうには、企画の名前に力を持たせることも考えていかなきゃいけないんだろうと思ってます。
今までの企画ふりかえると、すべて、出演者とお客さんが、よいイベントにしてくれていた。それを私はミラクルとか考えてたけど、それだけじゃだめじゃん。結局そこ頼みのイベントじゃん。て思って。


でも、でもね。
やっぱりそれってすごいよなあ。
私の非力が、逆に、私が美しいと思うかたちを産むなら、そんでもいいかと思ってしまうよ。



えっと今回の出演者の紹介をそろそろします。
やっと。



アアホールクラブバンド

まだ観たことのない方もいらっしゃると思うんですが。
観たことあるとかないとかどうでもいいと最近思うんだよねー。
バンドって結局、日々生きたり死んだり生まれたり眠ったりしているもので、そこでそのときのバンドを観ることに価値があるのであって、だいたいどういうのか知ってる、とかどうでもいい。あ、まあ、バンドじゃなくてもね。
特に、自分が少しでも記憶にある音楽、良いでも悪いでも、記憶に残った音楽ならなおさら。


えーとアナホール。アナホールは新しい出会いといえる。そんな気がしないけれど。アナホールの楽しみ方は色々出来ますね。厳密には何期もの形態を経ており、今どんなんなってんの、とか。片想いでベースひいてる伴瀬さんはどんな曲やるのよ、とか。伴瀬さんの顔しかみたくない、とか。今日のえんちゃんはどんなファインプレーかますんだ、とか。こんな音楽やるひとがいたのか!とか。
最近、ばんせの城には私たちは入れなくていいのかもしれない、と思う。
城には届かなくても、城下から眺めれば、確かに城は我々を見守っているもので。
あ、まあいっか、どうでも。
とんかく多くのひとにアナホールを好きになってほしい。

メンバー構成はまた後日紹介します。



行きます、吉田悠樹と尾林星。
以前マークさんの企画で「オリンポシとユーキラテス」で演奏していたのを、またやってよ〜と言ってお願いしたのです。そのときは、よかったのですが、正直「尾林吉田でこんなもんじゃないだろう」と思ってしまったんですねー。
だってそのときは、まあちょっとやってみましょうかというくらいの、ふたりでやるとこ観られるだけで貴重、くらいに思えばよかったのかもしれないですけど、実際そう思ったのですけど、拘ってしまったのは、私にほかならぬパイカルコンプレックスがあるからです。
私はパイカル観た事が無くて。
パイカル解散後に尾林くんに改めて話をきいて憧れを抱いたという、何故パイカルを私はみてないのだ!という悔しさが常にあって。
だから、「吉田悠樹と尾林星」はパイカルじゃないけど、私はこのふたりにはずっとからんでいって欲しいなという想いがあります。





みんなも観たいでしょ?
御殿場の二曲は私にとってイントロダクションともいえた。希望が湧いた。

この二人に私は「ちゃんと練習しろ」という注文をつけました(なんとー)
そしたら現在週一でやってくださってるそうです。ありがたいなあ。



で、東演にむけて週一で練習を続けているバンドがもう一組。

先日スタジオにお邪魔して、ひととおり曲を聴かせてもらって、やっぱり私はこういう音楽好きだなーと思いました。音楽に関してはもう聴いてもらえればってカンジですよね。


練習は、春の終わり頃からずっと週一です。本気だよ。
すごいことだよね。
山中夏樹 押田千紗代 (間は半角)は、この東演5のために結成されたと言っても過言でないバンドです。ほっといてもいつかはふたりで何かやったかもしれないけど、でも今とにかくこのバンドを目撃できるのは東演だけです。
逆に、ここでしか観られないんなら目撃しとかなくてもよくない?とあなたは思うかもしれない。


でもそうじゃないのは、私が一番何をみせたいかってとこにあって。
どうして山中さんにライブをやってほしかったのかってのが大事で。


ここで東演イズムが出てくるわけですが、このバンドはほんとイズムまんまのバンドなんだと私は勝手に感じているのですが。


山中夏樹というひとが音楽をやっているところをみたい、みせたいという
それだけなんですよ。
なんかよくわからないけど、今はそれだけです。
もともとはロッチリアの曲に興味があってとかそういうとこからだったけど、今はそれが最も大事な部分です。







そして押田千紗代という、私が愛するいなかやろうのドラマーが、山中夏樹とともに新しいバンドに挑んだこと。山中夏樹がパートナーに選んだこと。これだけで、なんかもう、観なきゃだめでしょう。
最初はかなり山中さんにジェラシーも感じましたがね!
とにかくばんどうさんに関しても新鮮なものが観られるとだけは言っておきましょう。


あと余談ですが 山中氏には東演コンピにも参加していただいてますが、あの曲をみなさん英詞だと思ってませんか?私も最近知ったのですが、違うんです。
じゃあ何語かっていうのは、山中さんにきいてみてください。

三ヶ国語でうたいあげます。必見よ。



remix掲載記念で、も少し頑張る

なんか今頃ですがまたまた磯部涼さんがうちらを紹介してくださいました!
ありがとうございます。しかも表紙が七尾旅人さんというのがまたなんともどきどき


東京の演奏コンピも載っけていただいたんですが、やっぱり「第一岡山荘の怪物」があの状態で掲載されてるのが、もー、いいですよね。掲載記念で岡山荘増版しますんで。もう10枚。ロジライブの時売りますー。希少ッスから。
東演コンピも手元にあるのは残りわずか。在庫整理して一気にみなさんのご家庭へお送りしたいところです。バサラや円盤でほんとに買ってくれてるひとがいるんだよ!?すごいよなあ。どこのどなたですか。ありがとう。
なんでいそべさんこんな載っけてくれんの!?ってきいたら、マリさんが、いそべくんはほんとに好きなんだと思う、と言ってた。このへんの音楽?動き?わかんないけど、好きだからという、それがとてもうれしい。

20090903

土岐シリーズ

土岐企画。円盤。土岐×ばんどう×ヌードル×大塚×寺尾×かやるた。

ここまできたか土岐シリーズ。





土岐シリーズというのはいなかやろうの土岐佳裕氏が自らのソロ活動に動きを与えるべく(かどうかはわからない)始めた、ゲストを迎えてのユニット。ゲストというか、もうそういうバンドですね。初期メンはぶったさんと平沢さんになるのかな。ちょっとづつ参加者が増え、こんどのライブにはこのひとが出られる。出られない。とこう、流動的に、かつ確実な土台と方向性がはぐくまれて今回に至るね。誰でも入れるってわけじゃねえぜ。わかんないけど。





ジャンベ×ばんどう ばんどうたろうさん(いなかやろうドラム押田さん)

アップライトベース×ヌードル 刈田ヌードル氏(灰緑ベース兄)

鍵盤×大塚 サードクラスキーボード大塚さん

笛とかいろいろ×寺尾  ナイナイ、泰山、月見る寺尾ブッダ氏

ヴァイオリン×かやるた いなかやるた氏(春風堂ベース山本草助)





ブッダさんは琵琶みたいな楽器使ってた。あとあの無敵のへび笛。鍵盤ハモ。兄とかやるたがベース交代したり、小さい楽器がいろいろでてきたり、みんなでうたったり、バンドっぽいね。

そしてバンマス土岐くんはピアノ、小さいギター。
とにかく土岐ソロは曲がすてきなのだ。いなかやろうとまた違うのだ。

そしてその曲に魅せられて集まるメンバーたち。
集まって、ほのぼのと音楽をやるかのように見えるが、
実はそれはなんかすごく先に行っている。
あたりまえのように。




ところで
「ザィ・いなかやろう」も、先に行ってるフリーペーパーです。
今回はクイズコーナー「クイズ負けないで」が表紙、という思い切った構成なんですねー
特集はいなかやろうの夏の思い出を土岐くんのイラストでふりかえる。
よく読めばいろいろちょっとづつおかしなところがあるんですけどねえ。伝わるかな。
ハイセンスだからな。
しかもこのフリペという形態はつっこみのやりばがないね。
キャッチコピーは「読めば面白い!ザィ・いなかやろう」です。


今回いなかやろうメンバー以外からの寄稿が4コーナーあるという、
最終的にはほとんどの記事をゲストに書かせたいと目論んでいます。それすごくない?
復刊2号目ですがこれは今にムーブメント起こすんじゃねえかという予感してます。
みんなにあげるので、読んでねー


話を土岐シリーズに戻しますが、土岐くんの音楽はとても信用できる。それは決して無難ではないのに、安心できるもので、いつでもあたたかく、必ずかっこいい。土岐シリーズのみんながかっこよかった。

私は初めて土岐くんの演奏をきいたのが円盤でそのときが初円盤でそれから何度か土岐企画やほかのライブもみたけど、土岐企画のときは円盤が円盤じゃないかんじになる、と思っていたら、初めて土岐企画をみたであろうMC.sirafuもそう言っていた。

よくわかんないけど、多分土岐くんの時空とかのせいだろう。

土岐シリーズはまだまだいろいろできそう。楽しみにしてます。


20090902

音楽をみる

momo椿*にMC.sirafuが参加。



相当遅れて行って、ほとんどライブ観たカンジじゃなかったから感想とかは言いたくないの。

のだけど、



ナイチンゲールの曲をきいて。アコーディオン三台で演奏してるのを観て。
あー「音楽」だ。と、思った。それはひさしぶりに思った。


あにくんとまゆちゃんのmomo椿*と、MC.sirafuとで、音楽。




私が前に、音楽だ、と思ったのは、三月のネコトラコンサートだった。
ネコトラと今回のはまた全然別なんだけど。
その感覚はそれくらい稀であり、どうしようもないものだ。
「音楽」という言葉が、特別になる瞬間。むしろ、ただほんとになる瞬間、は、どうしようもない。
それは、他の音楽と全く違うもの、という意味じゃない。


音楽だ、と思った時は、「世界中」の感覚だ。








そしてねずみ企画

西宮灰鼠企画。イカレタひきがたりボーイたちが勢ぞろい。


ツナオジェットボーイ。ツナオくん、ひさびさにみてやっぱりいいなー。ああいうストレートなものをやっているひとでああいうふうに確かなうたがうたえるひとはなかなかいないのだ。


鳩山浩二。実は御殿場では鳩山さんの出番に私は三日目ついに落ちた瞬間がやってきて、あの世紀の一瞬をみていないのでした。改めて鳩山さんはおかしなことをやっている人なんだなーと思いました。凄いという意味で。やはりもっと世間にバカウケしてもいいはずだ。今以上に、曲や演奏以外でも、もっとキャラ作ってしまってもよさそうだ。そのバランスがきっとむつかしいんだろうなー
弦切る。張るの速し。


土岐佳裕。ひさびさにひとりきりでの土岐ソロみた。やっぱいいな!土岐ソロはひとりでもいいな!
カズーがうまくいかず口笛で対処。という場面では、土岐くんのふるまいの全てにハマッタ。
土岐くんの何もかもが私には最高峰だ。鉄板です。土岐くんは存在が鉄板だ!
普段ソロではあまりやらないいなかやろうの曲などもやり。
小さいギターの音がなんかすごくよかった。無善寺じゃないかのように


おりんぽし。個人的に御殿場で尾林くんがたくさんのひとに誉められていてうれしかったのです。
今回「ホゲホウ」はやらなかったけど「ピンクの夢」や大あらしのうた(タイトルが思い出せないよー)や「馬車道」や、尾林くん全開のすばらしい曲がたくさんになった。ああ素晴らしい。そして今回は尾林くんの顔ばっかみてしまった。それは尾林くんが松ケンに似てたからとかじゃなく。尾林くんはいい顔でうたうんだなと今更思う。
秋に尾林ワンマンやりまーす。うれしいなー。


茶谷さん。最初芸風を変えたのかと思ってしまいましたが、いつもの名曲たちをやってくれていました。



そいで最後にねずみさん。

うたの前にに彼が作った(作っちゃった!)アニメ-ションの上映!西宮くんらしい要素がすみずみまでいきいき動いて、ときに可愛くときにさみしくときに恐ろしく。音楽もすごいよかったなあ。凄いよ。

そいで演奏は、「僕たちはなにが楽しいことなのか知ってるもんね」(で、よかったかな)というタイトル通り、あかるい曲をたくさん、だけどその続けざまっぷりがなんだか明るくないよ!さすがだね!


西宮くんの曲は実はとても私の生活に密着しています。音源を聴く回数、とかじゃなくて、日常に感じることがふと、西宮くんのうたのまんまだなと気づくときが多い。そしてありがとと思ったり愛しくなったりしているから、彼のライブを観るのは幸せです。

そして彼のギターの演奏を観るのはまず単純に楽しいのです。



好きなひとばっかりだったんだけど、みんな狂人という要素を持っていると気づいてしまった。音楽もキャラクターも違うけど、それぞれにあたまがいかれてるなと思う瞬間が音楽に込められている。それが素晴らしいと思う。



私は東京のはこでたぶん一番無善寺が好き。無善寺に行くと落ち着くし。浄土サイケな雰囲気とかアングラ具合とかは別にどうでもない。それはたぶん無善寺が「どうでもいい」からだと思う。音響、距離感、態度、そういったことがどうでもいいから。それはいいかげんさじゃなくて、視野の問題だと思う。ピントがどうでもよくなった瞬間にもっといろんな風景がみえるというか。

だからある意味無善寺での演奏は丸裸(法師のことじゃないよ)であり、そこで観る演奏はおのずと楽しめるという、ことかなと、思う。







あだちマジックは続く

時間が相当ばらつきますが


風のうたにもおじゃましました。
カナリヤ初めて観まして、まあもうよかったとひとことです。
ああいう音楽はなんていうかわからないのだけど、なんていうのとかはきっと結構どうでもいいのだと思いました。
それよりもあたまのなかがどうなっているのかわからないひとたちの演奏、わからせない演奏はいいなと思いました。
あんな演奏をしながら吉田悠樹のTシャツはニャロメでした。
なんかとてもいいと思った。


小田さんはなんだかいきいきしてました。
迷子さんの時と印象がぜんぜん違うくらい。
きっと風のうたのあの環境や、あだちくんのせいだと思ったんだけど、どうでしょうね。


あだれいは今回四谷の窓に花火をぶちあげるというマジックを達成。
いつでもサプライズがむこうからやってくる。あだれいにつられて。


しほちゃんといっしょにやったうたはとてもよかった。


この日は表現のきみや君や踊りのきしさん、なっちゃん、つんちゃん、つなぎくんとかがお客さんで来てて、もちろんみうらちゃん、麻里さん、うらおかさんもスタッフで居て、そしてネコトラ旅行帰りのひとたちが駆けつけるなど、月見るとまた違った御殿場めんつが集まり、そんなに話はしてないけど、「だねえ。」というカンジで御殿場のあたたかさがわたしたちの気持ちに満ちていたんじゃないか。


そしてそれは決してわたしたちだけのものじゃなくて、御殿場に来れなかったひとたち、まだ会ってない未知のみんな、東京に潜むひとびとに、彼らが、私たちが分けていくのだと思う。これからの一年。


そんな感覚を持ったのは、あだちくんが私たちを四谷に呼んでくれたからだなということ。ありがとう。今回の風のうたが聴こえるかい?も、柔らかく、優しかった。あだちくんは大きな空のうたをうたっていた。私のうえにも大きな空をひろげてくれていた。


そして今月はプラネタリウム(プラネタリウムという名前のライブハウスじゃないよ、ほんとに星が降るよ。)でのステキなイベントがある。なんと定員に達したもよう。
なんか怖いなあ!
心がすごいことになりそうな予感。