20100311

ブルースがきこえる

アサダマオさんのライブをみるのはおそらく4度目です。
前回みたのが八百屋、あれはシチュエーション、演奏ともにとてもよいライブだった。
今回もそのメンバー、MC.sirafu(私この人のファンなので)と後藤さん(謎と噂のコントラバス)でやるということで、またアサダマオをみるきっかけと思って行ったわけだけど。

またみたいと思っていたのは、誰かの意見でではなく自分の気持ちで彼女の音楽を評価したかったからです。評価といういいかたは許してほしいところだけど、もっと言えば、評価なんてどうでもいいことではなく、ふつうに、好きになりたかった。
それはならなきゃってのじゃなくても、ちゃんと好きになる瞬間がくると思ってたというか。すごく単純にね。


そうやって私はどこかおそるおそるで足を運んでるカンジだったから、この日どうしてあんな唐突に感動したか正直わからない。まったくぽっかりしている。
ただアサダマオをみていたら感動して涙が出てしまい、それは結構止まらなかった。

真摯な演奏に心を打たれたのかもしれないし、
アサダマオのうたう姿が輝いていたのかもしれないし、
たたみかける言葉にぐらっときたのかもしれないし、
純粋にうたがあたたかかったのかもしれないし、
アサダ塾の演奏が良くてぐっときたのかもしれないし、
どうしてだか。わからないです。あんな。ペンギンの。そんな。日に。


もしかしたら、私の欲求とリンクしたからかもしれない。

アサダマオはアサダマオだけでギターとともに歌っていてね。
共有しなければならない認識とか消耗されていく情報なんかは何ひとつなく、アサダマオだけだった。

私は最近そうゆうものを欲してたと思う。
「アナログ」ではなく「土っぽい」ことがしたい、とついったーにかいたのだれもみてないと思うけど、
アサダマオのライブにはすごくそれに近いものがあったかも。
あるいはそのものだったかも。


まあそれだけ。
それだけなんだけど、私はアサダマオのファンになったと思う。
涙が出たことは私にとってとても気持ちが良いことだった。
ライブのあとの余韻がとても気持ちの良いものだった。それがすべてでは


この日はアサダマオに相当こころ持ってかれたけど、シラフがアサダさんとやるのは良いんだよ。シラフくんは色々と面白いことしているけど、この組み合わせの演奏はとても良いよ。
まあ、アサダ塾はこの日解散しましたので、またいつか、みんなもみれたらいいですね。 




2 件のコメント:

後藤勇 さんのコメント...

昨日はアサダシラフゴトーのライブを聴いていただきありがとうございます。
きちんとごあいさつもせず、すみません。
楽しんでいただけたとしたら幸いです。
昨日のライブ映像を、一部YouTubeに載せましたので、よかったら観て聴いてみてくださいませ。
http://www.youtube.com/view_play_list?p=AD8FBE60235642BF

こっちゃん さんのコメント...

あっ!あなたは世界一仕事の早いおっさん!
こちらこそありがとうございます。
またアサダ塾みられたら嬉しいです。