20110326

うまれたままで

 

それはファンタスタス。

前日に荻窪で偶然、練習後のファンタスタスに会った。
偶然と言うか結構よく会うね。
彼らはまさに今のはなしをしていたようで。
私には私の考えが諸々あるけど、とりあえず
この時期にライブをやることにはミュージシャンにとって考えることだろう。
バンドを続けていくことも困難になる場合だってあるだろう。
いろんないろんな問題にみんなもやもやしているのだろう。

そうゆう中で、ファンタスタスはどんなライブしたかって。
あたしはファンタスタスの演奏に(むしろそこに彼らがいるだけで)元気づけられた・・・!!

ちょっと小さい音でやりましょうというコンセプトで、フロアで演奏したのですが
似合っていたなと思う。
なんかライブハウスのステージは檻のようにしか見えない時あるし。
彼らのバンドの呼吸がよく感じられて嬉しかった。
小さい音(そんなでもないときもあったが)でそれぞれをくっきり聴かせるのは彼らの良さが解っていいなと思うんだよな。

特筆すべきは「sea far」(でいいのかな)という初めて聴く曲!

ファンタスタスが初めてみんなで一から作った曲だそうで
あれを聴いたら、誰もが、ファンタスタスを信頼すると思う。
希望!希望!
ちょっと、事件ですよあれは。

うそだと思うなら聴いてくれーーー

音楽はまだ音楽として生きて生まれている!
ってことを、信じさせてくれるような曲だと、私には感じられて、
はやく、たくさんのともだちに、きいてほしい。
そして、またききたい。



地震があった。
そのあとに聴く音楽は、同じ音楽でも、その前にきいていた時と違って聴こえる。
大切なものはより大切になり、
何が大切なのかがより鮮明になる。
それはきっと本能がより働いてるからだと、こないだ会ったひとが言ってた。

うまれたままのように。

私たちはただのにんげんだということを、いつもファンタスタスはうたっている気がします。




 

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