20081004

腐海の底

えー、鳩マン、モカッフェ、以来の、尾林ソロでした。げろ太ともひさしぶりにふれあいました
おもえば初見も鈴ん小屋でしたね。
あのー、ファンタスタスでギターとボーカルをやっている尾林くんて人のソロがおりんぽしってゆうんですけど(説明)
別に、いつでも良いと思って観てるのですが、今日のおりんぽしはヨカッタ
いつでも良いと思ってるから、今までで一番とか、ここ最近で一番とか、ゆう程観てないし、そうゆうのでもないのだけど、なんだろうか。こう、冷静にみて、非常におもしろかった。
おりんぽしはやっぱおもしろかった


ああちょっと、記憶がばらついてしまってるんだけど
初めて聴く2曲を最初にやって、まさに弾いて「語る」ような曲だった。一曲目は尾林くんのリアルなモチーフが詰め込まれてて感動的だった。二曲目は意識集中しすぎて逆にどっかいってしまった私。なんかすごいよかったのは確か。
三曲目は噂の「ホゲホウ」、これか!ホゲホウ。すげー。ほげほうて!
こないだ久々にうちで聴いて、んー、なんだこりゃ!と改めて感心してしまった名曲「卑達磨」、獣の声もすごかった。
少年探偵サスペンスみたいな名曲「馬車道」、さいごファンタでお馴染みの名曲「夏のけぶり」と進むのですが(なにか忘れてないかな)
こう、すこしづつあがっていくというか 私尾林くんてもしかしてスロースターターなのかなと考えたこともあったのですが、今日はステージングとしてすごく面白いなと思って、おりんぽしの持ち時間をばっちり構成できてるなあと思った。
確かに、今日は声も安定してたし(どうしようもなくげっぷが出たとは言っていたが)、テンポも丁度良いと思ったし、私も気分をフラットにしたうえで観られて、そのうえで、スゴクよかったなあ。はー
それに、尾林くんの目線とか表情とか動きとかが、曲を構成する要素に含まれてるなあと思って(もちろんそれは計算してるとかでなく)、それは弾き語りでは当たり前のことなのかも知れないけど、今日おりんぽし観ていて私はそうゆうこと初めて気づいたなあ。尾林くんの場合それはリズムとかメロディとかと同じような波動みたいなものを作ってこっちに語りかけるものなのかもしれない。つまり存在感ということかもしれない。
わからないけど、とにかくおりんぽしの弾き語りって、私にとって、「こうあれ」っていうのではなく、ただ私が観て楽しみたいと思う要素が全てあるんだよね。曲、歌詞、声、演奏、宇宙。
てか、全て、以上の、私の想像力が及ばないものが繰り広げられるから、だから幾らでも観たい!
そしておりんぽしは幾らでも聴かせる曲を、持っている!らしい!
まだまだ
だから、
そんなだから、
おりんぽしシリーズを始めたいと思ったのです。
企画やるってそういうもんだと思うけど、自分が、観たい。
そして、このおりんぽしの演奏をみんなにも楽しんでもらいたい。
おりんぽしのエリアを拡げたい。
せっかくの宇宙だもん勿体ないよ!
今日おりんぽし観て、あー、このおりんぽしの演奏とともに、シリーズを始められるとは、なんて嬉しいんだと、力が湧かずにはいられなかった。
なんかおりんぽしを私褒め過ぎてるのかなあと思ってしまうこともあるんだけど、でもやっぱり観ると、褒め足りていない、としか思えなくなる。
これを面白いと思うのは私らだけじゃないハズだ。
めくるめくおりんぽしワールドを体感し共有しようではないかー


季刊おりんぽし 創刊秋号 11月18日開演ですから。
ゲスト、高城くんと二郎さん。



尾林くんの世界は複雑だと思う。当然、だいたい、誰しも、世界は複雑であるはずだけれども、なんていうのかなあ、もの凄い混沌があって、その先は暗くて、暗いとかじゃなくてもう闇を通過して、進んでいる方向も解らないような、哀しみも怒りも感じなくなるくらいな闇を経たときに突然まっしろい光の中にいるような、いちばん解り易く言うなら腐海の底のようなものじゃないでしょうか。もちろん、何か言葉にして紹介するならば、の話ですが。もちろん、私個人のおりんぽし観ですが。





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