20090317

ダークサイド

本体「東京の演奏」は三回目になりますね。
あーあ、
よく、「こっちゃんて人はいったい何なんですか」と訊かれた、という話をききます。
そうですよね。
何でもないんだもん。
なになにっていうバンドの人だよ、とか、
どこどこのお店の人だよ、とか、肩書きが無いからね。
だいたい私は直接訊かれたら「ファンタスタスのファンです」とか「ceroのファンです」とかその場にいるバンドさんのファンであるとしか言えないわけです。
だいたいフリーっていうか勝手にイベントやってる人は皆そうかなと思うんですけどね、イベンターなんて言える程お金になってないだろうし。
おきゃくさん来てもらえないと、何でこんなことやってるのかなと、
どうせみんなライブなんか来ないじゃんと、
私が企画やめったって誰も困らねえと、
誰が音楽やめったて誰も困らねえと、
いらいらしてしまうんですが、
それでも来てくれた方はひとりひとり大事なお客様でして、
出てくれる出演者と一緒にイベントできることは幸せだし、
楽しかったとか面白かったとか言ってもらえることしか、大事なことってのはほかにないんですよね。
これは前にも書いたんですが、
私は誰の知り合いでもなくて(これもよく訊かれるな、さいしょは誰の友達だったのか)
だれひとり知らなくて、
ただ好きで、そしたらみんなが知り合ってくれて、いまいっぱい演奏家のみなさんと仲良くしてもらってます。それで出逢った演奏家じゃない友人もいます。
私はいつもそれが信じられないです。
私は彼らの音楽と彼らが好きで、ライブに行けば無条件に好きな人に会えるのです。ライブってすごいなあと思いました。
そしてなんやメールをもらったり高円寺で呑んだりボーリング大会をしたりピクニックをしてサンドイッチを作ったりできることは実際そんな人生を私は想像だにしなかった。
そんなん無くたっていいんです、私は彼らに会えるだけで幸せだなあと思っているので。この時代にちょうど、なぜか、彼らの音楽に出会ったことはなんてことだ、と思ってるだけなので。


話戻しますが、
東京のハコは高い。敷居が高い。プライドが高い。私のようなお金も人脈も無い人間にきびしい。
つーわけで私は今回東京の演奏3が赤字になったら企画やめようと思います。
激安といわれるUFOでマイナスになったらもうやる場所ないよ。
マジで。
うそです。
多分やるんです。
というか次に一緒にやりたい人たちがもう自分できまっちゃっているので、どうせやるんです。
どうせやるんだけど、今回は赤字になりたくないです。
赤字になると、悔しくて死にたくなるので、死にたくなりたくないので、赤字はいやです。
ここにいい演奏があるのに何で悔しくならなくちゃいけないんだ。
なもんでみんな東京の演奏を救う募金だと思ってチケットを払ってくれ。
っていつも思うんだよなあ。企画ってカンパみたいだなあって。
それじゃ駄目だよなあ。


次の企画といえば、ハヤシライスの佐藤さんと共同企画やります、5月に。
都会の迷子さんに乗っかります。
とりあえず今は今週のことでいっぱいなので詳細は告知しません、


ああこれこの日誌はなかなかの、暗い内容ですが、それが原動力になったりならなかったりですね。
それが生活ですね。
みんなでいい演奏をいっしょに観たいです。
それだけです。

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