20080813

ファンタ話

えーとしつこいんですがもうすぐファンタランドです。
開園の前に書きたい事いっぱいあったような
全部もやっと消えてしまったような


ファンタスタスを初めて観たのはほたかさん企画で無善寺でした。
なんでこんなバンドが、(私の無善寺信仰抜きに)こんなとこでなんとなーく観られてんのかなあーっていう気がした。信仰込みだと、さすが無善寺、で、きっと私が知らないだけなんだろうと。
青春映画を撮るならゼッタイこのバンドの曲使うよ、と思った、撮らないけど。


私がこれを書き始めてもうすぐ一年になり、ファンタスタスの音楽と出逢ってからも一年弱で、私と彼らのことは全部かいてある。おおげさに言うまるでなら、まるでファンタスタスのために書きはじめたブログのようでもある。だけども、
だけども私は結局、ここに書いてることはファンタスタスにはちゃんとは伝えられないままでいたのに、彼らが許してくれたんだと思う、それでもいいよっつって手を伸ばしてくれたのです、私に。そーやって、企画を、いっしょにやることになり、そーやってってとこは、もう「そーやって」としか言えないカンジなんですが今となっては、なんかいっしょにやりはじめたんだよね。
そしたらなんかファンタスタスがレコーディングをしてて、なんかレコ発になってたんだよね。
「なんかこうなった」ってのはファンタスタスのすごいとこだと思う。
理由とかより大事なものを含蓄しておるのです。
いつだってあの4人は


さいしょのころは、みんなのことよく知らないし、観てるだけで、
なにより「このバンドはどれくらいこのバンドをやるつもりなんだろう」っていう不安があった。
そんなに精力的にライブをやってるように見えなかったし、
尾林くんは学生かなあと思ってたし(就職すんのかなとか)
超イメージ
だからこうやって、レコ発をベースメントなんかでやってしまうこと、
私が期待をかけたこと、それでよかったのかなって思うこともあるんだけど、期待してるのは私だけじゃないし、彼らは誰かのためにやってるんじゃないし、そんなこと思うのくだらないんだけど。
だけどこうやって私がマイペースなファンタをひきずりだしてしまったんじゃないかと思うこともあった。けれどもいつのまにか、ファンタスタスは自分たちでレコ発というところまで持ち込み、やりたいことたくさん湧いて、4人の気持ちはすぐにひとつになって、これからもどんどん行くんだと思う。もう私は何も心配しない。彼らは漕ぎ出してるから。心配も余計なお世話だけど。
でももう大好きになること怖がらなくともファンタは続いてくのだ。


「fun paca pan」はファンタがこんにちわと世界にあいさつするための名刺のようなもので、
誰かがこのアルバムを偶然手にして、聴いたとき、
掘り出し物だって思う、そういうアルバムだと思う。
きっと何度も何度も聴いてしまい、こんなのがあったのか!って、1,000円以上の価値を持って聴く、
そういう経験って、みんなしたことあると思うけど、あれ嬉しいよね。
だから私は、もうファンタスタスを知ってて、それが体験できないのが悔しいくらいです。
4月に吉祥寺で録音をしたファンタスタスの空気感、尾林くんの優れた楽曲、それであたらしい世界を生むみんなのひたすら上向きな演奏、アベくんの愛情とこだわりのミックス、それを単純にどこまでも単純に楽しみ喜ぶべきアルバムだと思います。ひがんだりあせったりばかにしたりするひとが、いるとしても、ファンタスタスに呑み込まれてしまうよ。



ファンタスタスの初音源のレコ発ではありますが、個人的には私も初企画で、まったくもってファンタが居たからここまで来て、ここまでやるしかなかったっていうか(笑)
なんにしても面白いことになってしまったのは間違いなく
ファンタランドは、私と一緒にやったことで、はことか出演者とか、ファンタの要素だけじゃなくなってるので、ファンタまわりのひとはアレって思うとこもあると思います。そこはご了承いただいて、そこを楽しんでいただきたいです。


新宿の西口の、ポニョのデッカイ海の絵をみて、ファンタみたいだなあって思います。
私ポニョ観てないけど、あの絵はファンタスタスのこと描いたみたいだなあと、
そこまで思ったのは私だけでしょうが・・・



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