20080804

野毛のうた

ひとだんらく、全然してないけど
金曜のこと書きます。
ぜんぜん忘れてないよ。
ただ、あとで書くと考えがふくらんだりそれで歪んだりはするかもしれないです


金曜の桜木町は花火大会で、浴衣のカップルがいっぱい左へ流れていきましたが、私は右へ、野毛ボーダーラインを目指したのです。鳩山浩二の告知のナビがなかったら絶対迷子になったな。坂をのぼっていったらお店の前に二郎さんが座っていた。お店の中には鳩山さんがいた。
そうゆうイントロで既に野毛までのこのこ来てヨカッタなあと思いました。
そうゆう雰囲気が野毛にあったなあ。
野毛で「野毛の唄」をきく。野毛で鳩山浩二と三輪二郎の演奏を観る。それは私にとってはやはりおとならしからぬわがままを言ってでもやりたいことだった。うたなんてまたきける。野毛なんてまたいけるのに
今夜の演奏は今夜だけで今夜の野毛は今夜だけ


ボーダーラインは道に面して全面ガラス張りで、道行く人がみんな覗いていく。鳩山浩二が「甲子園」をやったりしてるのをみんな通りすぎる一瞬でどう思ってたんだろ。
鳩山浩二が二郎さんの前でどんな気持ちだったのかわからないが、私も過剰に無駄に緊張してしまった。よくないですよ
旧東京の演奏でも、山のぼりライブで鳩山さんに会ったとよく書いていたけど、鳩山浩二はほんとうにうたうたいの三輪二郎が好きでそれは恋と言ってもいいと私は思う。鳩山さんは恋というよりはとかなんとか言うかもしれないが私はそう思う。
だからボーダーラインでのこのライブ三輪二郎が出るって知ったとき私は過剰にまた無駄にアガッてしまった。
だから緊張してしまった。
しかし緊張してないフリをし楽しもうとしたけど、鳩マンほどははしゃげなかった。まああれは、アレだったけど・・・もっと平常心でたのしみたい


途中でしばたさんが来た。いつものようにしばたスマイルでにやにやしながら入ってきた。


鳩山さんが「伝統こけしと電動こけし」と言ったのが珍しいなあと思った。今まで「こけし三部作」のときそうはっきり言ってたのをきいたことがなかったから。どーでもいい話だけど私的に印象的だったので書いちゃった
鳩山浩二の演奏のこと全然かいてないね!
それはそのあとに二郎さんが演奏したから 鳩山浩二に許してもらいたい。
私は二郎さんの演奏を、ひとりでの演奏をあんなに近くで観たのは初めてだった。べつに近くても遠くてもだけど、鳩山浩二のせいで「こけし」くらい「三輪二郎」の存在も大きくなってたのかもしれないし、それに最近ずっと二郎さんのひとりの演奏がみたいなあと思っていたのだった。そんな矢先のやまのぼり解散のお話でそれはそれでせつなかったのだけど
じろうさんの演奏はきれいだと思い、じろうさんのことばはきれいだと思った。じろうさんの演奏に目を見張り過ぎてカラッカラになってしまった
いっこ気がついたのは、自分が意識してるより私は二郎さんのうたが好きなんだなと思った。共感してるんだなと。共感と言うのはわかるわかる、っていうんじゃなくて、じろうさんの生活のくりぬき方、世界の作り方に信頼のようなものを覚えてる。
こないだあだちさんの脱退の話をしてたとき、私はさみしい思いでいっぱいだったけど、たかぎくんが「楽しみですね」って言って、私は、そうか、そうだよなあーってなった。みんな離れるわけじゃなくて、次の新しいとこをめざしていくんだもんな。だから、そうして、二郎さんも次のとこに行くのかもしれない。それでもおそらく二郎さんは二郎さんのままで、あの日野毛で観た二郎さんの演奏のままでいてくれるんだろうという気がしたのです。


「休日の朝」の前に二郎さんがうたったうた、タイトル教えてもらったのに、すごく素敵だったのに今どうしても思い出せないや。すごくいいうただったよ。


そして「野毛の唄」
至福でした。
これは説明しなくてもわかってもらえると思うけど


みんななんのために演奏を観るんだろう、CDを買うんだろう。私はただ日々にうたがほしい。ただ日々にみんなの演奏が観られればそれでいい。それだけだから、私は何とも争わなくていいし、何とも比べられもしないし、単純なアホでみんなの演奏に触れていられればそれで幸せ。
だからみんなうたってください、生活を。いきてることを。遠慮しないでいいですよ。

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