20081123

酔いどれ東京

おりんぽし以降にみたライブ、三本。
三本で、観たのは7組といえよう。



表現(hyogen)@earthdom
東京のライヴシーン最終兵器ともいえるバンドです。
素敵な人たちです。
かっこいいバンドです。
きっとみんな観たらとりあえずびっくりすると思う。
子供は泣くかもしれない・・・
ただ今ここで何を書いてもおもしろくないので、表現をみなさんに観てもらう機会を私が作ります。そのときは是非観にきてください。楽しみにしててください。
私の感想としては
とにかく表現は血がたぎる音楽
4人なのに音が広い。私は大きいとか多いというより「広い」ように感じます。
表現をみたときの興奮、あたたかさ、そのへんは言葉にしようがないのだけど。
表現のメンバーは芸大の出身で、いわばアートのインテリなんだけど(なんと俗ないいあらわし)
私のような何も解らないような客でも音楽を、演奏を楽しませてくれる親切さがあって、
きっとそれがプロフェッショナルであり純粋な部分なのだと思うけど、
そこが私は、表現が素敵だと思うところ。
だからほんとは子供でも(泣かずに)楽しめる音楽なんだと思う。
今までになかったバンドだと思うけれど、いつまでもある音楽なんだと思う。
ひさしぶりに観た表現は、なんだろうなあ
血管の中になにかが入り込んでくるようなかんじしました。



酔いどれダンスミュージック@月見る
青空レコード企画。
二郎さんが出演したので、ついに酔いどれにもぐりこむきっかけが訪れました。
先日おりんぽしで「ラヴミーテンダー」をうたってくれた二郎さんが最初でした。
二郎さんは風邪っぽい声でなんだかオカシかったなあ。二郎さんもそうゆう声のときがあるんだなあと思って新鮮でした。私はおりんぽしの時じっくり聴けなかったので、月見るの音響の中でじっくりきいて、じっくりギターを観て、まんぞく。
それから中川五郎さんが女子部と演奏。
そのときに一曲目二郎さんが混じって
いいつなぎだなあと思いました。
中川さんは初めて観たのですが
うたとことばの説得力みたいのがすごいなあと思いました。
それで女子部にわたしやられました。じん
そのあと盛岡の、おおつきさんの後輩という方々のバンドThe Pentatonics、
こちらも中川さんと一曲。
いいイベントだ。
地元とか、会社でいっしょに働いてる人とかで、こんなバンドが居たら嬉しいだろうなあと思いました。
ギターの人がロジのおきゃくさんに似てた。
そのあと「ricca」。
さすがにPentatonicとriccaはからまないのかなと思ったのですが
riccaがまっ黒毛の曲をカヴァーして、それがかなりリッカっぽくなってた。
それからricca with かなちゃんとさとみさんでriccaの曲を、かなちゃんがリードボーカル!
しっかり歌っていました、かなちゃん。
心底かわいい。
そして最後にまっくろけが演奏して、あの方はどなたの娘さんなのでしょう、太鼓が入って
まあ大人数ですもちろん。
それでも今日は少ないかなと思いました。
今日真黒毛ぼっくすみたら泣いちゃうかなと思っていたのですが
その日は女子部のほうが私はキました。
最後に二郎さんと中川さんのうたをそれぞれ、おおつきさんが二郎さんの「出不精のバラッド」をうたって、それはやはりいなかやろうの「みんな元気」の時のようなカンジでしたが、やはりぐっときた。二郎さん風邪だったのに一番ステージに居たな。おつかれさまでした。


酔いどれダンスミュージック、いいイベントですね。もっとお客さん入っていいのになと思いました。お客さんより出てる人が多いのでは・・・それは冗談ですが(冗談じゃないかも・・・)とにかくもっと入っていいイベントだと思います。繋がりのある素敵なイベントです。



俺はこんなもんじゃない@BASEMENT BAR
新生俺こん観にいっちゃった。へへ
今まであまり意識したことが無かったけど、下北って、こういう事か。シモキタっぽさが初めて身に沁みたアウェイ感のなか、前述の月見るでもお会いしたますださんとおおつきさんのうわさ話など。ますださんの話はほんと面白いなあ。
今日の俺こんは、岸田さんパーカッション、あっくんサックス(あっくんて、かいてあるからさあ、だって)、あだちさんのパートをそれぞれおひとりづつの加入となっていたのですが、やはりふたりの力は大きいわけで、どちらの音もかなり効いていました。違和感などは全く無く面白かった。岸田さんのタイコはヴィジュアル的にも「アフリカ」にはまり過ぎ。あとどうでもいいんだけど岸田さんのTシャツが気になった。ハズレッシヴみたいだった。
どういう編成になっても俺こんは変わらないだろうなと思っていたのだけど、なんとなく、わかりやすくなっていたかもしれない。どうだろう。なんにせよこれから変動していっても俺こんはとにかく面白くなるだけで俺たちの俺こんなのでしょう。
演奏、楽しそうでした。
来年出るアルバムは最高傑作で狩生さんはアルバム出たら死んでも悔いは無いと言っていました。
きっとほんとだと思います。
そんなことって、なかなか本気で言えないだろうなあ。「死ぬ」じゃなくて「悔いは無い」のほうね。



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