20090129

マルディグラ

←こちらは次回のライブ。りっかさんとツーマンですよ。


こう私は、いなかやろうを観るために結構いろんな場所に行きましたが、自由が丘は完全にいなかがらみでしか降りない駅です。
今回もホームに降りた時、「ああいなかやろうを観にイン自由が丘。」っていう、寂しさと緊張、期待と興奮が一瞬だけ来るんですね。
その感覚がもの凄く好きです。
渋谷から10分かからない場所でも、この日の会場のマルディグラには初めて行くし、私にとっては乗り込む感じで、初めて円盤にもぐりこんだ時の事を思い出しました。
今は何も考えないで、いなかやろうがいるからって初めての場所にも平気で行けるけど、前は一回一回もぐりこみ感満載だったよなあ。


マルタラさんとのツーマンだったので、たくさん聴けて、いなかやろうは、たばこロードを、やりました。
たばこロードは、「今日たばこロードやった!」っていう曲で、
私がいなかやろうを知った頃、たばこロードはなんか、私の知らない頃のいなかやろうの象徴みたいな曲だった。
これほんとに微妙なはなしなんだけど。
それで、それから何度か聴いたけれども、それでもやっぱり今でもたばこロードを聴けるってことは特別なことだなあと、うまくいえないのですが、その特別さに特別と思ってる自分の感覚にびっくりするくらいでした。
もちろんたまにしか聴けないからっていうのもあるんだけど、それ以外のとくべつさがあります。
なんだかわからないと思います。すみません。


小さいお店にドラムセットがあって、すぐそこのアンプから音がきて、いなかやろうがダイレクトに来るということに気づかず油断してたので、いきなり迫力に押されてもの凄く感動してしまいました。
いなかやろうをこういう音で聴けるのってなんて幸せなんだろうか!
こんな近くでみられるってなんてたのしいんだ!
って、思いました。青山とか秋葉原の音や空間が整頓された場所でみるのもいいけど、不思議なことに、小さなマルディグラでみることは数倍贅沢だと思いました。
いちばんその違いを感じたのは「すばらしい日々」で、
いつもみたいな泣かせパワーではなくて、なんというのか、ここは大事だ、たくましさかな、楽団としてのたくましさがありました。
街のバーにお酒を飲みに来てそこにバンドがいてその演奏を楽しむ。バンドは街を転々として夜な夜な演奏して小金をもらいつつ旅する。そうゆう
いなかやろうそうじゃないんだけどそうゆう音楽のささやかな楽しみとそれで培われるたくましさみたいのが、普通のライブハウスじゃ感じられないことで、なんか最高だなあと思ったの。
今夜どんなバンドが出るのか知らずにバーのドアを開けたとしても、いなかやろうはきっと帽子にたくさんお金を入れてもらえるのです。
すばらしい日々がそんなふうに聴こえました。


Maru Tara!さんは私はきっと三回くらいみてるのですが、いちばん楽しかったです。
MCはもちろん毎度すばらしいですが、演奏もいちばん楽しめました。
マルタラもいなかがらみで逢えるもののひとつですね。


いなかやろうは11曲(マルタラは30曲)やったのですが、全く足りず、今日いっぱい観られると思っていたのにすぐ終わってしまい、あれ?と思ったのです。でも11曲。
その日の演奏が、よかったり、悪かったりもまだあるのかもしれませんが、私たちはもう、いくらでもいなかやろうのライブが観たいのです。
アコネとかテーマとかいろいろ聴けたしハイライトがいっぱいあったんだけど書ききれません!
楽しかったよーーー



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