20090721

月よりの使者







初めてついに観た泰山に遊ぶがとても楽しかった。
だいたい予想通りではあったけど、当然予想外のこともあり、とても楽しくなれた。
やっぱり成瀬さんがすごい。
もう。成瀬さんたらば。
まさかぶったさんがヴァイオリンとは。ツインとは。
かやるた(いなかやろうではないのでほんとはかやるたではない。)はお面がはまりすぎだ。
土岐くんのギターもいなかやろうでは見られないカンジので面白かった。ダンスにも感動した。
よかった、泰山みられて。
かやるたと土岐くんの雄姿をみておけてよかった。
フジロックでぶっとばしてきてください。


ブッキングにコンセプトのある(正確に何かは知らない)イベントだったと思うけど、正直しばたさんにサブステージで演奏させたのはどうだったんだ。、あのやり方で何がしたいのか企画の意図がわからないし、まずしばたさんにサブステージでやらせる意味がわからないし、あそこでやってもらうならもっとなんとかするべきだと思ってむかついた。
私らはもっとしばたさんをちゃんと観たかったのに。
だけどしばたさん、歌わずに延々ピアノを弾いてたのは、なんかかっこよかった。



そして東京の音楽界のレアルマドリード、片想い。

みなさん、

やっぱり私は片想いやめられないよ。

片想いを観てていままでで最高に気持ちがよかったです。
みんなと観られてとても楽しかったんだよね。

でも、
片想いはいま、変化の時を迎えたんじゃないだろうか。

既にたくさんの名曲を持っていて、コンセプトも出来上がっているバンドにそんなこといまさら、と。

でも私最高に気持ちがよかったんだよ。

あだれいがメンバーとして「まるをかこー」ってうたったり、
いっしーが宇宙マンを堂々とやりきったり、
バンドだと。片想いはバンドだと思った。
みんなが胸をはっていて、みんながこちらに投げかけてくる。

もしかして片想いは新しくなったと、感じたんだ。


だから、片想いを観たいんです。もっともっとさ
あの七人はすばらしいのです。


「僕らは片親」とか「全員アトピーです」とか「いっしーは脳にしょうがいを持っています」とかちょっと笑えないような冗談をすぐ言う。
でも、彼らはネコトラバンドのひとたちで、「ひかりの中からこんにちわ」という曲を持っているひとたちだから、いいんだ。
それを知って私たちも大声で笑えばいいんじゃないのかい。


彼らの人生も音楽も、裏付けされたものがあって、多くのものがそのステージに内包されてて、だからこそ魅了していくんだ、私たちを。


今回は好きな曲ばっかりだった(好きじゃないのとか別にないけど)
せんたっきもそろそろききたかったし、
からまるユニオンもライブでみたかった!アイドル5人がソロをとるすごい曲です。同じ進行上でそれぞれが全く違うメロディを歌う勝手気ままで計算しつくされたすごい曲です。いやー恐ろしい曲だ。
いっしーのおつきさまも頭オカシイな!!と思って、素晴らしかった。
月みるの月を「はい、もう月いいです」と言って消させたのは片想いが初めてだろう。


新曲やってくれました。

ちょっとかっこよく、なんかかわいく、少なく、簡潔に、冴えた、切なくてやっぱり、あたたかく。あっという間の。スティールパンと、トイピアノと。


片想いを観て楽しくて、いっしょに観られて嬉しくて、今日一日を喜んで笑いあう我々に、新曲がシンクロし、寄り添ってくるのでした。


新しい曲だと思った。
新曲なのであたりまえですが。
新しい片想いの曲に感じました。


こないだだいちゃんにどの曲がいちばんすき?ってきかれて、よく答えられなくて、10曲だったらあげられそうだけどなぁとか思っていたけど、いつでもいちばん新しい曲を好きと言えたらいいです。そうであったら嬉しい。
今日から私のお気に入りは「My Favorite Things」と答えてしまえばいいですね。


録音してたんだけど、聴きかえすたびに、ああすごいなと。

「ハピネス」みたいにドラマチックにはみえないかもしれないけれど、すごい曲ができたんだと思います。

わかるよ、片想い、ありがとう。

うたのない私たちにうたをくれてありがとう。
うちらみんなほんとに、片想いのことが大好きなんだよ。


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